ファイントゥデイ
本社が入居する品川グランドセントラルタワー | |
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
![]() 〒108-0075 東京都港区港南2丁目16-3 品川グランドセントラルタワー18階 |
設立 | 2021年1月19日[1] |
業種 | 化学 |
法人番号 | 3010001215304 |
事業内容 | パーソナルケア商品のマーケティング・販売 |
代表者 | 代表取締役社長兼CEO 小森哲郎 |
発行済株式総数 | 102,050,000株[2] |
売上高 |
連結:1001億7400万円 (2023年12月期)[2] |
営業利益 |
連結:219億2400万円 (2023年12月期)[2] |
経常利益 |
連結:45億3200万円 (2023年12月期)[2] |
純利益 |
連結:140億2600万円 (2023年12月期)[2] |
純資産 |
連結:786億4900万円 (2023年12月31日現在)[2] |
総資産 |
連結:2249億7900万円 (2023年12月31日現在)[2] |
決算期 | 12月31日 |
会計監査人 | EY新日本有限責任監査法人[2] |
主要株主 |
Oriental Beauty Holding (HK) Limited 99.67% (2024年11月13日現在)[2] |
外部リンク | https://www.finetoday.com/jp/ |
特記事項:連結経営指標は国際会計基準のため、売上高は収益、経常利益は税引前当期利益、純利益は当期利益、純資産は資本合計、総資産は資産合計。 |
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
![]() 〒108-0075 東京都港区港南2丁目16-3 品川グランドセントラルタワー18階 |
設立 | 2021年5月18日 |
業種 | 化学 |
法人番号 | 2010001211816 |
事業内容 | パーソナルケア商品のマーケティング・販売 |
代表者 | 代表取締役社長兼CEO 小森哲郎 |
主要株主 | 株式会社ファイントゥデイホールディングス 100% |
外部リンク | https://www.finetoday.com/jp/ |
株式会社ファイントゥデイ(英語: FineToday Co., Ltd.)は、パーソナルケア商品のマーケティング・販売を手掛けている日本の企業。
本稿では持株会社である株式会社ファイントゥデイホールディングスについても記述する。
概要
資生堂グループは長年にわたり、「TSUBAKI」「SENKA」「uno」などの日用品事業を手掛けてきた。しかし、資生堂自体が新型コロナウイルスの影響により化粧品事業における売上が低下した他[3]、パーソナルケア事業においても、同業者間の競争激化により、広告費が高騰するなど経営の重荷となっていた[4][5]。
資生堂は2021年2月3日に、資生堂、資生堂ジャパン、エフティ資生堂の3社が手掛けているパーソナルケア事業を、7月1日付でファイントゥデイ資生堂へ会社分割により譲渡する事を発表したと同時に、ファイントゥデイ資生堂全株式をOriental Beauty Holdingへ譲渡する事を発表した[3][5][4][6]。
ファイントゥデイ資生堂は2021年7月1日付で、資生堂、資生堂ジャパン、エフティ資生堂からパーソナルケア事業を会社分割により譲受したと同時に、ファイントゥデイ資生堂はOriental Beauty Holdingの子会社となった[7][8]。資生堂はOriental Beauty Holdingの親会社であるAsian Personal Care Holding株式35%を取得してファイントゥデイ資生堂の経営に参画する[6]。なお、製造は引き続き資生堂久喜工場(埼玉県久喜市)で行う[3]。
2023年1月1日付で、商号(会社名)を「株式会社ファイントゥデイ資生堂」から「株式会社ファイントゥデイ」に変更した[9]。
沿革
- 1959年10月:資生堂商事株式会社設立[10]。
- 1990年7月:資生堂商事株式会社を資生堂ファイントイレタリー株式会社へ商号変更[10]。
- 2000年10月:株式会社エフティ資生堂設立[10]。資生堂ファイントイレタリー株式会社を吸収合併し、同時に久喜工場を含むパーソナルケア事業を営業譲渡により、株式会社資生堂から譲り受ける[10]。
- 2003年10月:新設分割により(新)株式会社エフティ資生堂設立[10]。(旧)株式会社エフティ資生堂の事業のうち、生産事業(久喜工場)以外の事業を(新)株式会社エフティ資生堂に承継[10]。生産事業(久喜工場)のみの会社となった旧株式会社エフティ資生堂は、株式会社資生堂に吸収合併[10]。
- 2021年
- 2023年1月:株式会社ファイントゥデイ資生堂を株式会社ファイントゥデイに商号変更[9]。なお、この時点で株式会社資生堂は、株式会社ファイントゥデイホールディングスの株式の20.1%を保有する。
- 2024年
ブランド一覧
- +t m r[13]
- fino(フィーノ)[13]
- TSUBAKI(ツバキ)[13]
- SUPER MiLD(スーパーマイルド)[13]
- AQUAIR(アクエア)[13]
- MA CHÉRIE(マシェリ)[13]
- 水分ヘアパック[13]
- FRESSY(フレッシィ)[13]
- SENKA(専科)[13]
- uno(ウーノ)[13]
- HADASUI(肌水):1995年から発売されてきたが、2022年9月にリバイバルされ、大容量の化粧水「スキンローション」が発売された[14]。
- シーブリーズ(SEA BREEZE)[13]
- エージーデオ24(Ag DEO24)[13]
- KUYURA(クユラ)[13]
- ハンド・尿素シリーズ[13]
- ウオーターインリップ[13]
- HG(エイチジー)[13]
- プリペア[13]
- ヤングパル[13]
- ポアンかみそり[13]
脚注
- ^ a b “新規上場会社概要 株式会社ファイントゥデイホールディングス”. 東京証券取引所 (2024年11月13日). 2024年11月13日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j “新規上場のための有価証券報告書”. ファイントゥデイホールディングス. 2024年11月13日閲覧。
- ^ a b c “資生堂「高価格品に資源集中」 日用品売却1600億円発表”. 日本経済新聞 (2021年2月3日). 2021年8月14日閲覧。
- ^ a b “資生堂がパーソナルケア事業を投資ファンドに売却 新会社の株主として参画”. WWD JAPAN (2021年2月3日). 2021年8月14日閲覧。
- ^ a b “資生堂がパーソナルケア事業を1600億円で売却、TSUBAKIやウーノ展開”. FASHIONSNAP.com (2021年2月3日). 2021年8月14日閲覧。
- ^ a b “パーソナルケア事業譲渡に伴う会社分割(簡易吸収分割)等に関するお知らせ ~CVC社との合弁事業化によりさらなる成長と発展を目指して~”. 資生堂 (2021年2月3日). 2021年8月14日閲覧。
- ^ “パーソナルケア事業の譲渡完了(日本国内等)と合弁事業の稼働開始に関するお知らせ”. 資生堂 (2021年7月1日). 2021年8月14日閲覧。
- ^ “「ファイントゥデイ資生堂」始動 資生堂の日用品事業を引き継ぎグローバル化加速”. WWD JAPAN (2021年6月30日). 2021年8月14日閲覧。
- ^ a b “商号(会社名)変更に関するお知らせ ~株式会社ファイントゥデイ資生堂は、「株式会社ファイントゥデイ」へ~”. 株式会社ファイントゥデイ (2023年1月5日). 2023年1月12日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i “沿革”. ファイントゥデイ. 2025年3月29日閲覧。
- ^ “株式会社ファイントゥデイ資生堂”. 国税庁法人番号公表サイト. 2022年2月22日閲覧。
- ^ “新規上場の承認取消し(プライム市場):(株)ファイントゥデイホールディングス”. 東京証券取引所 (2024年12月2日). 2024年12月2日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s “ブランド”. ファイントゥデイ. 2025年3月29日閲覧。
- ^ 『たっぷり、深く、あなたのうるおいになる。新生HADASUI 目指したのは「肌にいちばん近い水」処方もデザインも新たに、9月23日誕生』(プレスリリース)株式会社ファイントゥデイ資生堂、2022年9月14日 。2023年2月12日閲覧。
外部リンク
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