ビラコチャ伝説
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/04 03:34 UTC 版)
ビラコチャ (Wiracocha) 伝説によると、アヤ・マンコ(Ayar Manco 、マンコ・カパック)はビラコチャの子供で、クスコの25km南にあるパカリ・タンプ (Paqariq Tanpu') という所で兄弟姉妹達と暮らしていた。アヤ・マンコは、彼の兄弟であるアヤ・アンカ (Ayar Anca) 、アヤ・カチ (Ayar Kachi)、アヤ・ウチュ (Ayar Uchu)、姉妹であるママ・オクリョ (Mama Ocllo)、ママ・ワコ (Mama Waqu)、ママ・ラウア (Mama Rawa)、ママ・クラ (Mama Cura) と、途中で遭遇した他の部族の人々を統合しながら旅を続け、クスコの谷の部族を征服しようとした。この時、支配者の象徴である金の杖が父ビラコチャによりアヤ・マンコに与えられたとされるが、一説には若きアヤ・マンコは嫉妬深く、兄を裏切り殺してクスコの支配者になったとされる。
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