ビット値の反転
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/16 13:58 UTC 版)
「マスク (情報工学)」の記事における「ビット値の反転」の解説
ここまでは、ビットをオンにする方法とオフにする方法を解説してきたが、両方を同時に行うにはどうすればよいだろうか。元の値がどうであろうと問題ではなく、単にビット列を反転させたい場合もある。この場合、XOR 演算を使う。XOR は、演算対象の相互のビット(通常は2つ)のうちいずれかのビットのみが 1 の場合に 1 を返す。つまり、2つのビットが共に 1 なら 0 を返す。また両方が 0 なら 0 を返す。結果として、対象とする相互のビットの状態が以前から反転した異なる状態に変えることができる。したがって、反転させたいビット列について全て 1 とのビット単位の XOR を行えば、元のビット列を反転したビット列が得られる。元のビットが 1 なら 1 XOR 1 = 0 となるし、元のビットが 0 なら 0 XOR 1 = 1 となる。 例: すべてのビットを反転する 10011101 10010101 反転前の2バイトXOR 11111111 11111111 反転させるため全て1の2バイト = 01100010 01101010 反転された結果
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