ビッグ・チェアー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/03 08:39 UTC 版)
「トマスビル (ノースカロライナ州)」の記事における「ビッグ・チェアー」の解説
トマスビルは通常「椅子の町」あるいは「椅子の都市」と呼ばれている。ダンカン・ファイフが作ったアームチェアーを、市の中心に高さ30フィート (9 m) の複製を作って飾ったものが町の目印になっている。最初の「ビッグ・チェアー」は1922年にトマスビル・チェアー社(現トマスビル・ファニチャー・インダストリーズ)が作った。市の家具製造業を反映して、木材と木の皮から作られたものだった。しかし、この椅子は15年間雨ざらしになった後の1936年に解体された。1951年、市内の企業と市民団体の協業により、より大きなコンクリート製の椅子が建てられ、それが現在も残っている。1960年アメリカ合衆国大統領選挙でリンドン・B・ジョンソン候補がその遊説中にこの椅子の上で聴衆に挨拶したことで、全国の注目を集めた。さらに大きな椅子が作られてはいるが、トマスビル住人は今でも2つのメインストリートの間にあるビッグ・チェアが「世界最大の椅子」であると豪語している。
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