ビシクロヘキシルとは? わかりやすく解説

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ビシクロヘキシル

分子式C12H22
その他の名称ビシクロヘキシル、Bicyclohexyl、ジシクロヘキシル、Dicyclohexyl、1,1'-Bicyclohexane、シクロヘキシルシクロヘキサン、ドデカヒドロビフェニル、Cyclohexylcyclohexane、ジシクロヘキサン、Dodecahydrobiphenyl、Dicyclohexane、1,1'-Bi[cyclohexane]
体系名:1,1'-ビ(シクロヘキサン)、1,1'-ビシクロヘキサン、1,1'-ビ[シクロヘキサン]


ビシクロヘキシル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/04 09:45 UTC 版)

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ビシクロヘキシル
Bicyclohexyl[1]
識別情報
CAS登録番号 92-51-3
特性
化学式 C12H22
モル質量 166.3 g mol−1
外観 無色透明の液体
融点

°C, 276 K, 37 °F

沸点

239 °C, 512 K, 462 °F

危険性
引火点 92℃
発火点 245℃
関連する物質
関連物質 ビフェニル
シクロヘキシルベンゼン
デカヒドロナフタレン
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

ビシクロヘキシル: Bicyclohexyl)は、2つのシクロヘキサン環が、直接、炭素と炭素との単結合によって結合した構造を取る、炭素と水素だけで構成された化合物である。この構造は、ちょうどビフェニルベンゼン環が2つとも飽和となった状態とも捉えられる。

用途

ビシクロヘキシルおよびその誘導体はフォトレジスト用樹脂、液浸露光用材料、ドライエッチング耐性向上剤として利用され、農薬医薬品の中間体としても有用である[2]

危険性

ビシクロヘキシルは可燃性である。日本の消防法では危険物第4類第3石油類(非水溶性)に区分され[1]揮発性有機化合物にも該当する[3]

脚注



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