ヒロセ通商とは? わかりやすく解説

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ヒロセ通商

(ヒロセ通商株式会社 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/13 14:42 UTC 版)

ヒロセ通商株式会社
Hirose Tusyo Inc.
種類 株式会社
市場情報
東証スタンダード 7185
2016年3月18日上場
本社所在地 日本
550-0013
大阪府大阪市西区新町1-3-19
MGビルディング
設立 2004年3月18日
業種 証券、商品先物取引業
法人番号 9120001106932
事業内容 第一種金融商品取引業
代表者 細合俊一
資本金 790,668千円
発行済株式総数 5,969,000株
売上高 6,356,164千円
営業利益 1,259,742千円
経常利益 1,174,893千円
純利益 705,833千円
純資産 4,285,927千円
総資産 47,147,187千円
決算期 2016年3月
会計監査人 有限責任監査法人トーマツ
外部リンク https://hirose-fx.co.jp/
特記事項:近畿財務局長(金商)第41号
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ヒロセ通商株式会社(ヒロセつうしょう-、英文名:Hirose Tusyo Inc.)は、金融先物取引業者。

概略

1998年4月、外為法(外国為替及び外国貿易法)改正により個人での外国為替取引が日本で可能になった。そして、外国為替証拠金取引(FX取引)が誕生すると、インターネットの普及という追い風も受け、そのFX取引の名称は広く知られるようになった。そんな中、2004年3月に「ヒロセ通商」が誕生した。

2005年9月、ヒロセ通商は第1号のインターネット取引システム「Hirose-FX」をリリースし、本格的にネット取引へと移行した。2006年5月には、FX業界初となる1,000通貨単位(10,000通貨単位が一般的)でのサービスをスタートした。その後、24時間対応のカスタマーサポートを設置、24時間いつでも簡単に即時に入金ができる「クイック入金サービス」、「即時出金サービス」も開始した。また、取引ツールにも磨きをかけ、Windowsはもちろん、Mac専用アプリにも取引ツールを提供している。

現在、ヒロセ通商は12種類の取引ツールを個人向けに用意している[1]

沿革

LION FX

ヒロセ通商は「LION FX」のブランド名でFX取引を提供している。

取り扱い通貨ペアは次のとおりである。

取引通貨ペア51種類

AUD/CAD、AUD/CHF、AUD/JPY、AUD/NZD、AUD/USD、

CAD/CHF、CAD/JPY、CHF/JPY、CNH/JPY、EUR/AUD

EUR/CAD、EUR/CHF、EUR/GBP、EUR/JPY、EUR/NOK

EUR/NZD、EUR/PLN、EUR/SEK、EUR/SGD、EUR/TRY

EUR/USD、EUR/ZAR、GBP/AUD、GBP/CAD、GBP/CHF

GBP/JPY、GBP/NZD、GBP/USD、HKD/JPY、HUF/JPY、

MXN/JPY、NOK/JPY、NZD/CAD、NZD/CHF、NZD/JPY

NZD/USD、PLN/JPY、SEK/JPY、SGD/JPY、TRY/JPY

USD/CAD、USD/CHF、USD/HKD、USD/HUF、USD/JPY

USD/MXN、USD/PLN、USD/SGD、USD/TRY、USD/ZAR

ZAR/JPY

取引通貨ペア(大口)6種類

大口USD/JPY、大口EUR/USD、大口EUR/JPY、大口GBP/USD

大口GBP/JPY、大口AUD/JPY

また、LION FXには、このポジションでいくらでロスカットするか、〇○円でもロスカットされないLot数はいくつか、この金額では最大何Lotで取引できるか、レバレッジ○○倍の時のLot数はいくらか、などを自動でシミュレート計算できる「FX計算ツール」も用意されている。

2022年12月時点での「LION FX」の総口座数は31万1,149、預かり高は61,691,035、取引高は55,811,063[4]

カバー先の金融機関

FX会社は基本的に、顧客から注文を受けると、リスクをヘッジするために、銀行や証券会社などで同様の取引を行う。これを「カバー取引」という。ヒロセ通商がカバー取引している相手先の金融機関は次のとおりである[5]

UBS銀行、バークレイズ銀行、OCBC証券、ドイツ銀行、シティバンク エヌ・エイ、ノムラ・インターナショナルPLC、クレディ・スイス銀行、コメルツ銀行、モルガン・スタンレー・アンド・カンパニー・インターナショナル・PLC、ゴールドマン・サックス・インターナショナル、香港上海銀行、JPモルガン・チェース銀行、ビー・エヌ・ピー・パリバ銀行、バンク・オブ・アメリカ・エヌ・エイ、三菱UFJ 銀行、ナットウエスト・マーケッツ・ピーエルシー、ステート・ストリート銀行、スタンダードチャータード銀行、auカブコム証券株式会社、ヒロセ フィナンシャルユーケーリミテッド、ユーロネクスト マーケッツ シンガポール プライベート リミテッド。

LION分析ノート

ヒロセ通商には、これまでの利用者のFX取引の情報を自動で分析し、わかりやすいグラフで表示してくれる機能「

LION分析ノート」がある。PC版、スマホ版が用意されている[6]

LION分析ノートを見ることによって、FXの利用者は自分のFX取引の損益グラフ、売買別の損益、銘柄別の比率などトレードの情報、通貨ペア別の詳細な内容などを視覚的に確認することができる。また、FX取引の勝率や損益比率なども表示可能である。

年間月次集計機能

年間での損益の推移をグラフで確認することができる。また月ごとの利益、損失額も確認できる。

年間曜日別集計機能

曜日別での利益、損失額のほか曜日ごとの勝率を確認できる。

脚注

  1. ^ ヒロセ通商を知る|ヒロセ通商IRサイト|証券コード(7185)”. hirose-fx.co.jp. 2023年2月5日閲覧。
  2. ^ 口座数・預り高・取引高|ヒロセ通商IRサイト|証券コード(7185)”. hirose-fx.co.jp. 2023年1月17日閲覧。
  3. ^ 口座数・預り高・取引高|ヒロセ通商IRサイト|証券コード(7185)”. hirose-fx.co.jp. 2023年1月17日閲覧。
  4. ^ 口座数・預り高・取引高|ヒロセ通商IRサイト|証券コード(7185)”. hirose-fx.co.jp. 2023年1月17日閲覧。
  5. ^ 取引要綱(LION FX)|ヒロセ通商株式会社”. hirose-fx.co.jp. 2023年1月17日閲覧。
  6. ^ LION分析ノート|ヒロセ通商株式会社”. hirose-fx.co.jp. 2023年1月17日閲覧。

外部リンク




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