ヒュイド(Hygd)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/27 21:11 UTC 版)
「ベーオウルフの登場人物の一覧」の記事における「ヒュイド(Hygd)」の解説
ヘレスの娘。ヒイェラーク王に後妻として嫁ぎ、彼との間に後のデネの王ヘアルドレードを儲ける。若さに似合わず聡明であり気前もよく、女王として相応しい人格の持ち主。ヒイェラーク王の死後、まだ幼いヘアルドレードでは諸外国の脅威に対抗することができないであろうと懸念し、亡き王の甥にあたるベーオウルフにデネの王位を継承するよう乞うが、ベーオウルフはこれを固辞して自身は相談役としてヘアルドレードを盛り立てようと請け合う。彼女の名前が言及されるのはこのベーオウルフへの要請の場面が最後であるが、ヘアルドレードが長じて後スウェーオンの内乱に巻き込まれる形で死去しベーオウルフがイェーアトの王位を継承した後には、ヒュイドはベーオウルフと再婚した可能性がある。
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