ヒナアズキとは? わかりやすく解説

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ヒナアズキ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/27 10:16 UTC 版)

ヒナアズキ
ヒナアズキの花と豆果
分類APG IV
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : バラ類 rosids
階級なし : マメ群 fabids        (真正バラ類I eurosids I)
: マメ目 Fabales
: マメ科 Fabaceae
亜科 : マメ亜科 Faboideae
: ササゲ属 Vigna
: Vigna minima
亜種 : Vigna minima var. minor
学名
Vigna minima (Roxb.) Ohwi et H.Ohashi var. minor (Matsum.) Tateishi
和名
ヒナアズキ
ヒナアズキの生育状況(沖縄県八重山郡竹富町小浜島にて撮影)

ヒナアズキ(雛小豆、学名:Vigna minima)はマメ科ササゲ属のつる性多年生草本。別名:コバノツルアズキ,ヒメハマアズキ[1]Vigna riukiuensis (Ohwi) Ohwi et H.Ohashiはシノニム[1][2]

特徴

葉はオオヤブツルアズキより小さい。小葉はやや厚く[3]光沢があり[4]、倒卵形から楕円形で、長さ2–4 cm、幅1.2–2 cm。最も幅の広い部分が真ん中より先端にある。小葉の先端は丸くなることが多いが、やや尖ることもある。

花は黄色で総状花序に咲く。竜骨弁がねじれる。小包は萼より短い。ほぼ一年を通じて開花する。

豆果は細長い棒状。種子のへそは凹み、縦溝がある。

分布と生育環境

南西諸島から台湾の岬や海辺の丘陵地に生育[4]

利用

アズキと交雑可能であり、強い塩分耐性を有することから、その機構に関して研究が進められている[4]

脚注

  1. ^ a b (米倉 & 梶田 2003)
  2. ^ (GBIF 2021)
  3. ^ (立石 & 星川 1997)
  4. ^ a b c (内藤 2016)

参考文献

外部リンク




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