パーティ・パー・ポール (party paer pall)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/08 14:23 UTC 版)
「ポール (紋章学)」の記事における「パーティ・パー・ポール (party paer pall)」の解説
フィールドをポールと同じようにY字型に3分割したものである。3分割であるので、ティアスト・パー・ポール (tierced per pall)、ティアスト・ポールワイズ (tierced pallwise) 又はティアスト・イン・ペアール (tierced in pairle) とも記述される。分割されたフィールドに対するティンクチャー及び図柄の指定、並びに複数の紋章を統合した場合のそれぞれの紋章記述は、中央上、左下、右下の順で記述する。分割された領域がお互いに隣り合っているため、金属色の隣りに金属色、原色の隣りに原色を配置してはならないという紋章学上の原則を実質上守ることができない。このような分割は、チェコ、ジブチ、フィリピンなどの国旗で用いられている。これらの国旗のパーティ・パー・ポールは左に90度回転しているように見えるが、本来バナーと呼ばれる紋章を示した旗は旗竿が上にあり、そこに吊り下げる形で示されていたためこれが正位置であり、90度横になっているポールも特に何の修飾もせずにポールと呼ばれる。
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