パンパシフィックチャンピオンシップとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > できごと > スポーツ競技大会 > スポーツ全般 > スポーツ競技大会 > パンパシフィックチャンピオンシップの意味・解説 

パンパシフィックチャンピオンシップ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/16 16:30 UTC 版)

パンパシフィックチャンピオンシップ
開始年 2008年
終了年 2009年
地域 環太平洋地域
参加チーム数 4
最多優勝 ガンバ大阪
水原三星ブルーウィングス
(1回)
テンプレートを表示

パンパシフィックチャンピオンシップ: Pan-Pacific Championship)は、2008年から2009年まで開催されていたサッカーの国際大会である。MLSアメリカ合衆国カナダ)、Jリーグ日本)、Kリーグ韓国)、中国スーパーリーグ中国)、Aリーグオーストラリアニュージーランド)などのクラブチームが参加し、毎年2月に開催されていた。

設立の経緯

2006年12月の段階で、アメリカ、日本、オーストラリアのほか、メキシコ、韓国、中国の各リーグ優勝チームが参加する大会を、サッカーグラウンド20面のある、ハワイ・オアフ島のワイピオ・サッカー・フィールドで2007年7月に開催する計画があるとして、一部メディアに出るが、結局開催されなかった。

その後、2007年11月29日に、アメリカ合衆国ハワイ州ホノルルで行われた記者会見で、第1回大会が、2008年2月20日23日に、MLSからロサンゼルス・ギャラクシーヒューストン・ダイナモ(2007MLSカップ優勝)、Jリーグからガンバ大阪2007年ヤマザキナビスコカップ優勝チーム)、およびAリーグの代表1チーム(Aリーグ2007-08シーズン4位。理由は後述)の計4チームが参加して、トーナメント形式の4試合(3位決定戦含む)がアロハ・スタジアムで開催されることが発表された。

この大会立ち上げは、当時MLS国際部に在籍していた日本人スタッフ中村武彦が仕掛けた。

参加国

当初計画では、6ヶ国(MLS、Aリーグは各2ヶ国のチームが参加するため参加チームの国籍は8ヶ国)のリーグからの参加を想定しており、特にスーパーリーガを制したメキシコパチューカに参加要請をしていたが、同チームが国内リーグとのスケジュールとの兼ね合いで辞退、代わりにスーパーリーガ準優勝のロサンゼルス・ギャラクシーが参加することとなった。

また、Aリーグについては、当初優勝チームの参加を要請していたが、FIFAワールドカップ・南アフリカ大会予選にオーストラリア代表が参加する都合でAリーグのスケジュールが変更され、同リーグのプレリミナリー・ファイナルおよびグランドファイナル(AFCチャンピオンズリーグ2008参加チームの順位決定試合)と日程が重なるため、その前に行われるマイナー・セミファイナル(プレーオフ3位4位決定戦)で敗退しリーグ4位となったシドニーFCが代わりに参加することとなった。

第2回大会では、前回参加したAリーグチームが、同大会開催期間中にシーズンファイナルを開催しているというスケジュールの都合もあり不参加、また各リーグから参加するチームは一つと言う原則より、MLSからの参加はホストチームとなるLAギャラクシーのみとなり、その他にKリーグ及び中国スーパーリーグのチャンピオンが参加することとなった。開催地も、前年度開催されたハワイ州アロハ・スタジアムから、LAギャラクシーの本拠地であるロサンゼルス郡カーソンにあるホーム・デポ・センターに変更された。

将来的には、メキシコのリーグへも参加チームを要請し、オーストラリアサッカー連盟は将来的に大会の開催を招致する意向も示していたが、2010年を以て大会は廃止された。

結果

年度 優勝 結果 準優勝 会場
2008 ガンバ大阪 6 - 1 ヒューストン・ダイナモ アロハ・スタジアムホノルル
2009 水原三星ブルーウィングス 1 - 1 aet
(PK 4 - 2)
ロサンゼルス・ギャラクシー ホーム・デポ・センターロサンゼルス

統計

クラブ別成績

クラブ名 優勝年度 準優勝年度
ガンバ大阪 1 0 2008
水原三星ブルーウィングス 1 0 2009
ヒューストン・ダイナモ 0 1 2008
ロサンゼルス・ギャラクシー 0 1 2009

クラブ所在国別成績

国・地域名
 日本 1 0
 韓国 1 0
 アメリカ合衆国 0 2

外部リンク


パンパシフィックチャンピオンシップ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/17 00:51 UTC 版)

国際大会における日本のサッカークラブ」の記事における「パンパシフィックチャンピオンシップ」の解説

詳細は「パンパシフィックチャンピオンシップ」を参照 日本からはナビスコカップ優勝クラブ出場した。 年度ナビスコ杯優勝クラブ名結果2008 G大阪 優勝

※この「パンパシフィックチャンピオンシップ」の解説は、「国際大会における日本のサッカークラブ」の解説の一部です。
「パンパシフィックチャンピオンシップ」を含む「国際大会における日本のサッカークラブ」の記事については、「国際大会における日本のサッカークラブ」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「パンパシフィックチャンピオンシップ」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「パンパシフィックチャンピオンシップ」の関連用語

パンパシフィックチャンピオンシップのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



パンパシフィックチャンピオンシップのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのパンパシフィックチャンピオンシップ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの国際大会における日本のサッカークラブ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS