パリスの死
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/17 07:31 UTC 版)
「トロイア戦争にかかわる伝説」の記事における「パリスの死」の解説
ギリシア勢の陣地につれてこられたピロクテーテースは、アスクレーピオスの子ポダレイリオスの治療を受け、戦闘ができるところまで復活した。ヘーラクレースの鎧を身にまとって出陣したピロクテーテースは、城壁の上から放たれたパリスの弓矢を紙一重でかわすと、ヒドラの毒を塗ったヘーラクレースの弓矢で逆にパリスを射抜く。瀕死の重傷を負ったパリスは、退いてイーデー山に行き、かつての妻オイノーネーに傷の治療を求めるが拒絶され、イーリオスに戻る途中で死んでしまった。オイノーネーは後悔してパリスに追いつこうとするが、すでに死んでしまった後だったので、自殺して果てたという。
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