バルチ (DD-50)とは? わかりやすく解説

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バルチ (DD-50)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/29 01:01 UTC 版)

艦歴
発注
起工
進水 1912年12月21日
就役 1914年3月26日
退役 1922年6月20日
その後 1935年にスクラップとして廃棄
除籍
性能諸元
排水量 1,036トン
全長 305 ft 3 in (93 m)
全幅 31 ft 2 in (9.5 m)
吃水 10 ft 6 in (3.2 m)
機関 重油専焼缶4基
最大速 29.6ノット (55 km/h)
乗員 士官、兵員128名
兵装 4インチ砲4門
18インチ魚雷発射管8門

バルチ (USS Balch, DD-50) は、アメリカ海軍駆逐艦エールウィン級駆逐艦の1隻。艦名はジョージ・バルチに因む。

艦歴

バルチはペンシルベニア州フィラデルフィアウィリアム・クランプ・アンド・サンズ社で起工した。1912年12月21日にグレース・バルチ(バルチ提督の娘)によって命名、進水し、1914年3月26日に艦長D・C・ハンラハン少佐の指揮下就役する。

バルチは大西洋艦隊水雷小艦隊と共に数ヶ月間任務に就き、1914年7月24日にニューヨーク海軍工廠で予備役となった。任務の中には4月28日から5月3日までのメキシコ水域での活動も含まれていた。12月17日に現役復帰し、大西洋艦隊に再合流する。アメリカ合衆国第一次世界大戦に参戦する前に中立パトロールを行っている。1916年10月8日、ロードアイランド州ニューポート沖でドイツ潜水艦に沈められたイギリスの汽船ステファーノ (Stephano) の生存者を救助した。

アメリカ合衆国が第一次世界大戦に参戦すると、バルチはヨーロッパに向けて出航、1917年11月17日にアイルランドクイーンズタウンに到着した。クイーンズタウン戦隊に配属され、船団護衛任務に従事、1918年11月16日に帰国の途についた。1919年1月1日にバージニア州ノーフォークに帰還、通常任務に置かれる。

1921年後半に大西洋駆逐戦隊に配属され、1922年4月まで東海岸沿いに巡航する。1922年6月20日にフィラデルフィアで予備役に置かれ、1933年11月1日に除籍、1935年にスクラップとして廃棄された。

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