サイクルシェアリング
英語:cycle sharing、bicycle sharing、community cycle
自転車の貸出所を複数設置して利用登録車が自由に借り出し・返却できるようにした、自転車の共同利用システム。気軽に自転車を借りて移動に利用することができる。
サイクルシェアリングは、自転車を貸し出す点で「レンタサイクル」の一種といえる、通常のいわゆるレンタサイクルは、自転車の利用後に借りた場所へ返す必要がある。これに対して、貸出所・兼・返却所を都市内の複数箇所に設けてどこに返却してもよい(乗り捨てが可能)とする方式を特にサイクルシェアリングと呼ぶことが多い。
レンタサイクルは主に観光地などで運用されているが、サイクルシェアリングはむしろ市街地での運用に適するとされる。自動車の利用者が自転車を利用すれば、渋滞も緩和され排ガスも削減できる。目的地での乗り捨てが可能になることで放置自転車の問題も緩和が期待される。
日本では2000年代以降サイクルシェアリングが各都市で試験的に導入されるようになってる。2015年にはNTTドコモをはじめとする複数社が合弁会社を設立してサイクルシェアリング事業の提供を開始すると発表している。
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