ハーディング子爵とは? わかりやすく解説

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ハーディング子爵

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/28 13:29 UTC 版)

ハーディング子爵
Viscount Hardinge
創設時期 1846年5月2日
創設者 ヴィクトリア
貴族 連合王国貴族
初代 初代子爵ヘンリー・ハーディング
現所有者 8代子爵トマス・ハーディング
相続人 なし
推定相続人 ジェイミー・ハーディング
付随称号 なし
現況 存続
邸宅 ブロードミア・ハウス
モットー 困難なときも平静を保つべし
(Mens Æqua Rebus In Arouis)

ハーディング子爵英語: Viscount Hardinge)は、イギリス子爵位。連合王国貴族爵位。ヘンリー・ハーディング陸軍元帥が1846年に叙位されたことに始まる。

歴史

初代ハーディング子爵ヘンリー・ハーディング

ヘンリー・ハーディングは、ナポレオン戦争で歴戦した陸軍軍人で保守党の政治家でもあり、1844年から1848年にかけてはインド総督を務めた。その在職中に起こった第一次シク戦争を勝利に導いた恩賞として1846年5月2日ダービーシャーのキングス・ニュートンハーディング及びラホールのハーディング子爵(Viscount Hardinge of Lahore and of King's Newton in Derbyshire)に叙せられた[1][2]

以降、その男系男子の嫡流によって2015年現在まで継承されている。本邸はハンプシャーベイジングストーク近くのブロードミア・ハウス(Broadmere House)。

子爵家の家訓は、『困難なときも平静を保つべし(Mens Æqua Rebus In Arouis)』。

ハーディング子爵 (1846年)

  • 初代ハーディング子爵ヘンリー・ハーディング (1785–1856)
  • 2代ハーディング子爵チャールズ・スチュワート・ハーディング英語版 (1822–1894)
  • 3代ハーディング子爵ヘンリー・チャールズ・ハーディング (1857–1924)
  • 4代ハーディング子爵カリル・ニコラス・チャールズ/・ハーディング (1905–1979)
  • 5代ハーディング子爵ヘンリー・ニコラス・パウル・ハーディング (1929–1984)
  • 6代ハーディング子爵チャールズ・ヘンリー・ニコラス・ハーディング (1956–2004)
  • 7代ハーディング子爵アンドリュー・ハートランド・ハーディング (1960–2014)
  • 8代ハーディング子爵トマス・ヘンリー・ド・モンタヴィル・ハーディング (1993-)

2015年現在、法定推定相続人はいない。 推定相続人は現当主の弟ジェイミー・アレクサンダー・ディヴィッド・ハーディング (1996-)

出典

  1. ^ 浜渦哲雄 1999, p. 214-215.
  2. ^ "No. 20592". The London Gazette (英語). 7 April 1846. p. 1278.

参考文献

  • 浜渦哲雄『大英帝国インド総督列伝 イギリスはいかにインドを統治したか』中央公論新社、1999年(平成11年)。 ISBN 978-4120029370 

関連項目


ハーディング子爵 (1846)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/02 15:14 UTC 版)

「ハーディング子爵」の記事における「ハーディング子爵 (1846)」の解説

初代ハーディング子爵ヘンリー・ハーディング (1785–1856) 2代ハーディング子爵チャールズ・スチュワート・ハーディング(英語版) (1822–1894) 3代ハーディング子爵ヘンリー・チャールズ・ハーディング (1857–1924) 4代ハーディング子爵カリル・ニコラス・チャールズ/・ハーディング (1905–1979) 5代ハーディング子爵ヘンリー・ニコラス・パウル・ハーディング (1929–1984) 6代ハーディング子爵チャールズ・ヘンリー・ニコラス・ハーディング (1956–2004) 7代ハーディング子爵アンドリュー・ハートランド・ハーディング (19602014) 8代ハーディング子爵トマス・ヘンリー・ド・モンタヴィル・ハーディング (1993-) 2015年現在法定推定相続人はいない。 推定相続人現当主の弟ジェイミー・アレクサンダー・ディヴィッド・ハーディング (1996-)

※この「ハーディング子爵 (1846)」の解説は、「ハーディング子爵」の解説の一部です。
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