ハナ族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/06 03:49 UTC 版)
マリ北西部を拠点としたこの部族は、メソポタミア各地でその勢力を振るった有力部族であり、ハンムラビやシャムシ・アダド1世の出身部族であった。シャムシ・アダド1世が編纂させたアッシリア王名表のうちアムル名を持つ王は、バビロン第1王朝の系譜と重複が著しいことが知られている。また、同じくハナ族出身のヤギド・リムとその子ヤフドゥン・リムはマリの支配権を確保し、その王位を得ていた。ヤフドゥン・リムはその称号の中に「ハナの地の王」を入れている。またアッシリアやマリでは彼らは宮廷の使用人や傭兵として動員されている。
※この「ハナ族」の解説は、「アムル人」の解説の一部です。
「ハナ族」を含む「アムル人」の記事については、「アムル人」の概要を参照ください。
- ハナ族のページへのリンク