マリ争奪戦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/18 06:37 UTC 版)
ユーフラテス川中流域の重要拠点マリでは紀元前19世紀半ばまでに支配権を確立したアムル系ハナ族のヤギト・リムと、やはりアムル系で隣接するテルカを勢力範囲としたイラ・カブカブと同地の支配権を巡って争った。彼らは周辺のアムル系部族をそれぞれ味方につけて争ったが、この戦いはイラ・カブカブの敗北に終わり、彼はエシュヌンナ方面へ逃れ、マリ市にはヤギト・リムが「リム王朝」と呼ばれる王朝を開いた。
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