ネメシア属とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ネメシア属の意味・解説 

ネメシア属

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/03 03:41 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
ネメシア属
分類
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
: シソ目 Lamiales
: ゴマノハグサ科 Scrophulariaceae
: ネメシア属 Nemesia
学名
Nemesia Vent.[1]

ネメシア属 (Nemesia) はゴマノハグサ科の植物。南部アフリカ固有属で、南アフリカ共和国を中心とする熱帯アフリカに分布。約60程度が確認されており、多年草一年草亜灌木が含まれる[2][3]

また、自然種のほかにも、交配など品種改良された園芸品種も多く、栽培が盛んである。

喜望峰に近接するケープ地域では冬に雨季が訪れ、一年草ネメシアが生息する。また、ナタルからドラケンスベルグに至る地域の雨季は夏で、ネメシア属の多くは多年草である[4]

主な種

  • N. strumosa
開花期は5-7月、南アフリカ原産の一年草。単に「ネメシア」という場合、本種が多い。
  • N. caerulea英語版 (通称「宿根ネメシア」は、本種ネメシア・カエルレアの園芸種をさすことも多いが、N. denticulata をさすこともある。)
開花期は5-6月、南アフリカ原産の多年草
  • N. cheiranthus英語版 E. Mey. ex Benth.
ネメシア・ケイランツス。南アフリカ原産の一年草
ナミビアの固有種。岩場に生える。IUCNレッドリストに軽度懸念(Least Concern =LC )として載っている[5]

参考項目

ネメシア属の1種
  • ネメシアの園芸種一覧英語版

参考文献

  1. ^ "Nemesia". Germplasm Resources Information Network (GRIN). Agricultural Research Service (ARS), United States Department of Agriculture (USDA). 2012-06-23閲覧
  2. ^ Pienaar, Kristo (2003) (google). The South African What flower is that?. Londres, Cape Town, etc.: Struil. ISBN 1868724417. http://books.google.com.au/books?id=FnzKHkT89QwC&pg=PA234. , p.234
  3. ^ Tenenbaum, Frances (2003) (google). Taylor's Encyclopedia of Garden Plants. Houghton Mifflin Harcourt. ISBN 978-0-618-22644-3. http://books.google.co.jp/books?id=557KJL0TC48C&pg=PA273. , p.273
  4. ^ Phillips, Roger and Martyn Rix (1999). Annuals and Biennials. Macmillan. ISBN 0333748891
  5. ^ * Craven, P. 2004. Nemesia violiflora. 2006 IUCN Red List of Threatened Species.

外部リンク

  • Dave's Garden 園芸全般のサイト。管理のしかたほか情報が掲載してあり、園芸家向け。2012-05-09閲覧。





英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ネメシア属」の関連用語

ネメシア属のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ネメシア属のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのネメシア属 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS