ニンドウバノヤドリギとは? わかりやすく解説

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ニンドウバノヤドリギ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/05 20:53 UTC 版)

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ニンドウバノヤドリギ
保全状況評価
準絶滅危惧環境省レッドリスト
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : コア真正双子葉類 core eudicots
: ビャクダン目 Santalales
: オオバヤドリギ科 Loranthaceae
: マツグミ属 Taxillus
: ニンドウバノヤドリギ T. nigrans
学名
Taxillus nigrans (Hayata) Danser [1]
シノニム
  • Loranthus lonicerifolius[2]
  • Taxillus lonicerifolius[3]
  • Scurrula lonicerifolia [4]
和名
ニンドウバノヤドリギ

ニンドウバノヤドリギ(忍冬葉宿木、Taxillus nigrans)は、オオバヤドリギ科(またはヤドリギ科)マツグミ属の寄生植物

概要

日本には沖縄県石垣島及び西表島に、日本国外には台湾に分布する。森林内でスダジイ(イタジイ)やアコウ等に寄生する。

常緑低木で、幹は1m程に成長する。は対生で、3-5cm程度、卵状楕円形~楕円形、先端は鈍く尖り、基部は円脚、革質。葉の裏面には毛が密生し、灰褐色~赤褐色である。雌雄同株。花は筒状で、花被は長さ2-2.5cm。

近縁種との区別点

近縁種にオオバヤドリギ(S. yadoriki)があるが、葉の裏面の色と花被がより短い点で区別する。

保全状態評価

生育地である沖縄県が作成したレッドデータブックに掲載されている。

脚注

  1. ^ ニンドウバノヤドリギ 米倉浩司・梶田忠「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)
  2. ^ ニンドウバノヤドリギ(Loranthus lonicerifolius) 米倉浩司・梶田忠「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)
  3. ^ ニンドウバノヤドリギ(Taxillus lonicerifolius) 米倉浩司・梶田忠「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)
  4. ^ ニンドウバノヤドリギ(Scurrula lonicerifolia) 米倉浩司・梶田忠「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)

参考文献

  • 沖縄県文化環境部自然保護課編 『改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(菌類編・植物編)-レッドデータおきなわ-』、2006年。
  • 多和田真淳監修・池原直樹著 『沖縄植物野外活用図鑑 第7巻 シダ植物~まめ科』 新星図書出版、1989年。

外部リンク



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