ニューヨークの少年とは? わかりやすく解説

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ニューヨークの少年

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/18 14:08 UTC 版)

ニューヨークの少年
サイモン&ガーファンクル楽曲
収録アルバム 明日に架ける橋
リリース 1970年1月26日
録音 1969年
ジャンル フォークロック
時間 3分59秒
レーベル コロムビア・レコード
作詞者 ポール・サイモン
作曲者 ポール・サイモン
プロデュース ロイ・ハリーポール・サイモンアート・ガーファンクル
明日に架ける橋 収録曲
Side 1
  1. 明日に架ける橋
  2. コンドルは飛んで行く
  3. いとしのセシリア
  4. 「キープ・ザ・カスタマー・サティスファイド (ご機嫌いかが)」
  5. フランク・ロイド・ライトに捧げる歌
Side 2
  1. ボクサー
  2. ベイビー・ドライバー
  3. ニューヨークの少年
  4. 「手紙が欲しい」
  5. 「バイ・バイ・ラブ」
  6. 「ソング・フォー・ジ・アスキング」
ミュージックビデオ
「The Only Living Boy in New York」 - YouTube

ニューヨークの少年」(原題:The Only Living Boy in New York)は、サイモン&ガーファンクル1970年に発表した楽曲。

概要

1970年1月26日発売のアルバム『明日に架ける橋』に収録された。同年3月24日、「いとしのセシリア」のB面曲としてシングルカットされた[1]

二人のバッキング・ボーカルはエコー・チェンバーを用いて録音され、8回ダビングが重ねられたという[2]。参加ミュージシャンは、ジョー・オズボーン(ベース)、ラリー・ネクテル(オルガン)、フレッド・カーター・Jr(ギター)、ハル・ブレイン(ドラムス)。

エヴリシング・バット・ザ・ガールが1993年発売のベスト・アルバム『ホーム・ムーヴィーズ-ザ・ベスト・オブ・エヴリシング・バット・ザ・ガール』でカバーしている。シングルとしても発表され、彼らのバージョンはイギリスでTop 50にチャートインした[3]

アルバムが製作されていた1969年後半、アート・ガーファンクルは映画『キャッチ22』撮影のためレコーディング・スタジオに不在がちであった。"ニューヨークにひとり取り残された" ポール・サイモンの心境が歌詞に反映されている。

ポールとアートは10代半ばのころ「トム&ジェリー」というグループ名で活動していたことがあり、背の高い方のアートが「トム」を名乗っていた。冒頭の「トム、飛行機には時間どおり乗れよ/君の役はうまくいくはず/メキシコまで飛ぶんだ」はそのことをふまえており、事実映画はメキシコでロケ撮影されていた[4]

脚注

  1. ^ 45cat - Simon And Garfunkel - Cecilia / The Only Living Boy In New York - Columbia - USA - 4-45133
  2. ^ Swenson, John. Simon and Garfunkel - A Musical Biography. (1984)
  3. ^ Charlesworth, C. (1997). The Complete Guide to the Music of Paul Simon and Simon & Garfunkel. Omnibus Press. p. 52. ISBN 0-7119-5597-2 
  4. ^ "The Words and Music of Paul Simon", James Bennighof, p. 48, Greenwood Publishing Group, 2007, ISBN 0-275-99163-6

関連項目




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