ニューマチックトレール
タイヤのコーナリングフォースの着力点とタイヤの接地中心との距離をいう。コーナリングフォースのモーメントアームとして働き、ニューマチックトレール×コーナリングフォースがセルフアライニングトルクとなる。タイヤのサイズや種類、接地荷重などによって異なるが、乗用車用タイヤで20~40mm程度である。横滑り角の増加によって減少するため、セルフアライニングトルクは、比較的小さい横滑り角で最大値になり、以下減少する。激しい旋回や、滑りやすい路面でタイヤの横滑り角が大きくなると、保舵力がなくなるように感じるのはこのためである。
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