ニミッツ級の建造
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 07:07 UTC 版)
「ジェラルド・R・フォード級航空母艦」の記事における「ニミッツ級の建造」の解説
アメリカ海軍は、1958年度計画による「エンタープライズ」で、原子力空母の建造に着手した。同艦のコスト高騰を受けて、1961・3年度での建造艦は通常動力型のキティホーク級となったが、1967年度からは、原子力空母の量産型としてニミッツ級の建造が開始された。 ニミッツ級の建造費もかなり高かったことから、1970年代には、STOVL運用を想定した小型空母である制海艦(SCS)や、ミッドウェイ級と同規模の中型空母 (CVV) も計画されたものの、ニミッツ級は「空母という艦種は同級で完成した」と称されるほど高く評価されており、ジョン・レーマン海軍長官の600隻艦隊構想もあって、結局は、順次に改訂を加えつつ、同級の建造が継続された。
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