三つの指輪
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三つの指輪(みっつのゆびわ)は、J.R.R.トールキンの創作神話に登場する、架空の魔法的工芸品である。
- 1 三つの指輪とは
- 2 三つの指輪の概要
ナルヤ
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炎の指輪、または赤い指輪とも呼ばれているナルヤ(Narya)は三つの指輪のうちの1つである。ルビーが嵌められている。 『終わらざりし物語』によれば、エルフとサウロンの戦争の始めに、ケレブリンボールがノルドールの上級王、ギル=ガラドにヴィルヤと共にナルヤを与えたとある。ギル=ガラドは、その副官でありミスロンドの港の領主でもあるキーアダンにナルヤを任せた。キーアダンはギル=ガラドの死後もナルヤを守り続けた。『指輪物語』によれば、ギル=ガラドはヴィルヤのみを受け取っており、一方でキーアダンも初めにナルヤを受け取っていた。 第三紀にキーアダンは、ガンダルフの本性をヴァリノールのマイアールのうちの1人であると見抜き、支援するために指輪を与えた。この指輪は、時に倦み疲れないように力を与えるだけでなく、他のものを圧制と支配と絶望とから逃れるように促す力を持っている(言いかえれば、使用者の周囲のものに希望を喚起する)と言われている。
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