ナイラナ_(護衛空母)とは? わかりやすく解説

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ナイラナ (護衛空母)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/17 04:32 UTC 版)

艦歴
発注 ジョン・ブラウン社
起工 1941年11月7日
進水 1943年5月20日
就役 1943年12月12日
退役 1946年
その後 1946年オランダ海軍に転籍
除籍 1971年スクラップとして廃棄
性能諸元
排水量 基準:13,455 トン
満載 17,000 トン
全長 524 ft (160 m)
全幅 68 ft (21 m)
吃水 25 ft (7.6 m)
飛行甲板長 153.3 m×20.1 m
機関 ドックスフォード式5気筒ディーゼル機関2基2軸推進
最大出力 10,700 bhp
最大速力 16 ノット (30 km/h)
乗員 728 名
兵装 Marks XVI 10.2cm(45口径)連装高角砲1基2門
Mark VIII 4cm(39口径)4連装機関砲4基16門
エリコン 20mm(70口径)連装機銃8基16門
航空兵装 15~20 機、昇降機1基

ナイラナ (HMS Nairana, D05) は、イギリス海軍護衛空母ナイラナ級航空母艦の1番艦。後にオランダ海軍に転籍し、カレル・ドールマン (HNLMS Karel Doorman, QH1) となった。

艦歴

ナイラナは1941年11月7日にクライドバンクのジョン・ブラウン・アンド・カンパニーで起工する。当初は商船として建造されたが、海軍に取得後改装され護衛空母として完成、1943年12月12日に就役した。

就役後の訓練を終えると1944年1月29日にクライドを出航、大西洋および北極海において船団護衛、対潜哨戒任務に従事した。

ナイラナは第二次世界大戦を生き残り、1946年にオランダ海軍に貸与、カレル・ドールマンと改名される。1948年にヴェネラブル (HMS Venerable, R63) がオランダ海軍に売却されカレル・ドールマンの艦名を引き継ぐ。

ナイラナはイギリス海軍に返却され、ポート・ライン社に売却、船名をポート・ヴィクター (Port Victor) と変えて運行された。その後1971年にファスレーンでスクラップとして廃棄された。

参考図書

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