ナイチンゲール病棟とは? わかりやすく解説

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ナイチンゲール病棟

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/26 18:14 UTC 版)

ナイチンゲール病棟(ナイチンゲールびょうとう、:Nightingale ward)は、フローレンス・ナイチンゲールの提唱に基づき19世紀後半に西欧で多数建築された近代的な病院病棟のスタイルである[1]

この典型例である聖トーマス病院英語版の南病棟は、病棟への入り口が廊下から一箇所に限られ、大部屋につながる入口廊下の両側には婦長室・リネン庫・配膳室・手洗い器のついた個室などがあり、大部屋は縦長の窓を挟んで片側に15床、計30床が壁に直角に置かれていた。 医師看護師患者との接触を効率的かつ容易にすすめるため、病室中央屋はデイスペース、病室中央付近はナースステーションとして用いられた。

脚注

関連項目

  • 病院管理学

外部リンク


ナイチンゲール病棟

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 01:43 UTC 版)

フローレンス・ナイチンゲール」の記事における「ナイチンゲール病棟」の解説

ナイチンゲール考案した病院建築。『病院覚え書』(Notes on Hospitals)に図面入り記されている。 病室間仕切りなしのワンルーム患者ベッド1つにつき、1つの窓がセットされるベッド病室左右にそれぞれに15ずつ並んでいる。 窓は高い天井まで延びた3層の窓。 一番高い3層目の窓を常時開放しておくことで、病室換気を行う。 また、病院覚え書』には、患者一人療養空間として相応し面積ベッドの高さやベッドベッドの間の距離についても、理想的な計算値が述べられている。 ナイチンゲール病棟は、当時の聖トーマス病院はじめとして世界中病院建築取り込まれ実際建物として現実的に機能した

※この「ナイチンゲール病棟」の解説は、「フローレンス・ナイチンゲール」の解説の一部です。
「ナイチンゲール病棟」を含む「フローレンス・ナイチンゲール」の記事については、「フローレンス・ナイチンゲール」の概要を参照ください。

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