ナイチンゲール病棟
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ナイチンゲール病棟(ナイチンゲールびょうとう、英:Nightingale ward)は、フローレンス・ナイチンゲールの提唱に基づき19世紀後半に西欧で多数建築された近代的な病院病棟のスタイルである[1]。
この典型例である聖トーマス病院の南病棟は、病棟への入り口が廊下から一箇所に限られ、大部屋につながる入口廊下の両側には婦長室・リネン庫・配膳室・手洗い器のついた個室などがあり、大部屋は縦長の窓を挟んで片側に15床、計30床が壁に直角に置かれていた。 医師、看護師と患者との接触を効率的かつ容易にすすめるため、病室中央屋はデイスペース、病室中央付近はナースステーションとして用いられた。
脚注
関連項目
- 病院管理学
外部リンク
- ナイチンゲール看護研究所 ナイチンゲールの7つの素顔 病院建築家 病棟の間取り図がある。
ナイチンゲール病棟
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「フローレンス・ナイチンゲール」の記事における「ナイチンゲール病棟」の解説
ナイチンゲールが考案した病院建築。『病院覚え書』(Notes on Hospitals)に図面入りで記されている。 病室は間仕切りなしのワンルーム。 患者のベッド1つにつき、1つの窓がセットされる。 ベッドは病室の左右にそれぞれに15ずつ並んでいる。 窓は高い天井まで延びた3層の窓。 一番高い3層目の窓を常時開放しておくことで、病室の換気を行う。 また、『病院覚え書』には、患者一人の療養空間として相応しい面積、ベッドの高さやベッドとベッドの間の距離についても、理想的な計算値が述べられている。 ナイチンゲール病棟は、当時の聖トーマス病院をはじめとして、世界中の病院建築に取り込まれ、実際の建物として現実的に機能した。
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ナイチンゲール病棟と同じ種類の言葉
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