ドライブラシ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 00:46 UTC 版)
乾いた筆の意味。主にエッジ部分や凸部に施し、凹凸形状のハイライトを強調する技法。毛先が短く硬い塗料含みの少ない筆を使う。地色より明るい色の塗料を筆先に少量付け、紙などで擦れるまで拭い取ってから、擦りつけるように塗料を乗せていく。乾燥の遅いエナメル系塗料が主に用いられるが、ラッカー系や水性アクリル系でも可能。一時期は戦車モデルを中心に流行したが、近年はかえってリアリティを損なうとして敬遠される傾向にあり、代わりに応用としてエッジ部分の傷や塗料の剥れを表現する「チッピング」と呼ばれる技法が主流となっている。
※この「ドライブラシ」の解説は、「ウェザリング」の解説の一部です。
「ドライブラシ」を含む「ウェザリング」の記事については、「ウェザリング」の概要を参照ください。
- ドライ ブラシのページへのリンク