ドテン

デジタル大辞泉

どてん

［副］《「どでん」とも》物や人が落ちたりひっくりかえったりする音や、そのさまを表す語。どたん。「—とあおむけに倒れる」

ど‐てん【^▽途転】

読み方：どてん

株式や為替などのポジションを逆転させること。保有する現物株式を売ると同時に、さらに信用売りをするなど。

証券用語集

ドテン

売りと買いの手を一斉に逆転させること。
信用取引において、売りと買いの残高が逆になる状態を指します。銘柄によっては、株価が大暴騰を演じたり、逆に大暴落に陥るものがありますが、いつまでも上昇または下落が続く株式はありません。大きく値上がりした株価は、やがてどこかの水準で下落に転じ、逆に大きく値下がりした株価は、上昇へと向かいます。値下がりを続けている株価がどこで底を打ち、反動高に転じるのか、逆に値上がりを続けている株価がどこでピークを付けて反動安に転じるのかを見極めることが肝心なのです。投資家が今までの買いを手じまいし、売りに転じることを「ドテン売り越し」、その逆を「ドテン買い越し」と言います。

隠語大辞典

ドテン

読み方：どてん，どでん

1. 建玉を反対に売買すること、今まで買つて居たのを急にひつくり返へることをドテン売越しといひ、売つて居たものを逆転することをドテン買越すといふ。
2. 売建を買越したり、買建を引繰返つて売越したりすることをいふ。〔相場語〕
3. 建玉を反対に売買すること、今迄買つてゐたのを急にひつくり返すことをドテン売越しといひ、売つてゐたものを逆転することをドテン買越しといふ。
4. 〔経〕取引所用語。売玉を全部買戻す上、更らに新に買越し又売越すこと。
5. コヂツケて「途転」と書いてゐる。売方だつたものがにはかに買越しとなるか買方だつたものが売方に廻ること。

分類 相場、相場語、経

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「ドテン」の例文・使い方・用例・文例

• 手持ち株式の価格が最高額であると感じたら、一気にドテンすれば最終的損失を最小限に留められることがある。