ドゥ・イット・オール・ザ・タイム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2025/09/15 09:08 UTC 版)
|
このページ名「ドゥ・イット・オール・ザ・タイム」は暫定的なものです。（2025年8月）
|
| 「Do It All the Time」 | ||||||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| アイ・ドント・ノウ・ハウ・バット・ゼイ・ファウンド・ミー の シングル | ||||||||||||||||||||||
| 初出アルバム『1981 Extended Play』 | ||||||||||||||||||||||
| A面 | Choke | |||||||||||||||||||||
| リリース | ||||||||||||||||||||||
| 録音 | ||||||||||||||||||||||
| ジャンル | ファンク[1][2] | |||||||||||||||||||||
| 時間 | ||||||||||||||||||||||
| レーベル | フィアレス・レコード | |||||||||||||||||||||
| 作詞・作曲 |
|
|||||||||||||||||||||
| プロデュース |
|
|||||||||||||||||||||
| アイ・ドント・ノウ・ハウ・バット・ゼイ・ファウンド・ミー シングル 年表 | ||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||
「ドゥ・イット・オール・ザ・タイム」（英: Do It All the Time）は、アメリカ合衆国のインディー・ポップ・バンドであるアイ・ドント・ノウ・ハウ・バット・ゼイ・ファウンド・ミーの楽曲。2018年8月24日にフィアレス・レコードからシングルとして発売された[3]。作詞作曲およびプロデュースは、バンドのフロントマンであるダロン・ウィークス、デヴィッド・プラミクとWZRD BLDによるもので、作詞作曲にはミカ・プレムナスも参加した。
背景
ダロン・ウィークスは本作について「おそらく僕が書いた中で最も皮肉を込めた曲」と説明している[4]。セレマの根本原理である「do what thou wilt（汝の意志することを行え）」に由来しており、ウィークスはこの原理が利己的であり他人を無視していると感じたことから、この原理を嘲笑するために本作を書いた[4][5]。
2018年7月、ウィークスはドラマーのライアン・シーマンとともにアイ・ドント・ノウ・ハウ・バット・ゼイ・ファウンド・ミーとしてロサンゼルスで本作を録音した。この翌月24日にフィアレス・レコードと契約したことを発表し、同日に本作をシングルとして発売した[6][7][3]。同時に「Choke」のリマスターバージョンとの両A面シングルとしても発売された[8][9]。発売後ほとんど練習ができていないなかで、2人はライブの演奏曲として本作を取り入れた[4]。11月9日にデビューEP『1981 Extended Play』が発売され、本作は最後の楽曲として収録された[10][1][11]。
評価
音楽雑誌『DIY』のソフィー・ウォーカーは、「ファンキーかつスリル満点」としてベースとトランペットを本作の特徴として挙げた[1]。オンラインマガジン『ヒステリア・マガジン』は「私たちの社会に浸透している尊大な考え方をちゃかした」曲と説明している[6]。音楽雑誌『オルタナティヴ・プレス』のジェイソン・ペティグルーは「市場シェアを狙うダンスロックの合わせ物のほとんどよりも大いに説得力のある」曲と評した[12]。
ミュージック・ビデオ
シングル発売日の2018年8月24日、YouTube上で本作のリリック・ビデオが公開された[4]。10月12日、映像作家のラウル・ゴンゾが監督を務めたミュージック・ビデオが公開された[13][14]。本作のビデオは「1964年から1984年にかけて公立学校の教育課程で使用されたコンセプチュアル・アート作品」という設定で、レトロな雰囲気を持ちながらロボットのような2人が演奏するという未来的な要素を融合させた作品になっている[13][15]。
クレジット
※出典[16]
- ダロン・ウィークス – ボーカル、ギター、キーボード、プログラミング、ベース、作詞作曲、プロデューサー
- ライアン・シーマン – ドラム、パーカッション
- アレックス・ナウト – ホーン
- マット・アップルトン – ホーン
- デヴィッド・プラミク – 作詞作曲、プロデューサー
- WZRD BLD – 作詞作曲、プロデューサー、ミキシング
- ミカ・プレムナス – 作詞作曲
- ミッシェル・マンチーニ – マスタリング
脚注
出典
- ^ a b c Walker, Sophie (9 November 2018). “I Don't Know How But They Found Me - 1981 Extended Play review”. DIY. 2025年8月23日閲覧.
- ^ “Crítica: I Don’t Know How But They Found Me - 1981 Extended Play”. dod Magazine (スペイン語). 19 November 2018. 2018年12月5日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2025年8月23日閲覧.
- ^ a b MusicWeek Staff (24 August 2018). “Panic! At The Disco's Dallon Weekes signs side project to Fearless Records”. Music Week. 2018年8月28日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2025年8月23日閲覧.
- ^ a b c d Riddell, Rose (11 December 2018). “Interview: IDKHOW on their new EP, touring, and more”. coup de main (Interview). 2021年5月1日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2025年8月23日閲覧.
- ^ Wardlaw, Mike (26 April 2019). “iDKHOW Tells Us How They Fashioned Their '1981 Extended Play' [Exclusive Track-by-Track]”. V13.net. V13 Media Group. 2021年6月23日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2025年8月23日閲覧.
- ^ a b “IDKHOW // Release Double A-Side”. Hysteria Magazine. 2024年3月16日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2025年8月23日閲覧.
- ^ “Former Panic At The Disco's Dallon Weekes' New Project iDKhow Signs to Fearless Records”. Music Connection. 24 August 2018. 2018年8月24日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2025年8月23日閲覧.
- ^ “IDKHBTFM get signed, release funky new song "Do It All The Time"”. Alternative Press. 24 August 2018. 2024年3月16日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2025年8月23日閲覧.
- ^ “I Don't Know How But They Found Me Unveil Double A-Side Single”. Kerrang!. Wasted Talent Ltd. 2022年8月15日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2025年8月23日閲覧.
- ^ “1981 Extended Play | I DONT KNOW HOW BUT THEY FOUND ME”. Bandcamp. 2025年8月23日閲覧.
- ^ Bear, Alex (4 March 2019). “I Dont Know How But They Found Me”. idobi. idobi Network. 2020年9月20日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2025年8月23日閲覧.
- ^ Pettgrew, Jason (22 July 2019). “iDKHOW is a band for the scene that has everything”. Alternative Press. 2022年9月26日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2025年8月23日閲覧.
- ^ a b Campbell, Rachel (12 October 2018). “IDKhow unearth retro vibes in new music video—watch”. Alternative Press. 2022年6月28日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2025年8月24日閲覧.
- ^ “See Dallon Weekes perform in a bubble for iDKHOW's "Leave Me Alone"”. Alternative Press. 2 September 2020. 2022年10月1日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2025年8月24日閲覧.
- ^ Jamieson, Brii (12 October 2018). “iDKHOW Have Announced Their Debut EP, And Released A Video”. Rock Sound. 2018年11月7日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2025年8月24日閲覧.
- ^ “Do It All The Time - Song by I DONT KNOW HOW BUT THEY FOUND ME”. Apple Music. Apple. 2025年8月23日閲覧.
外部リンク
- Do It All the Time - Geniusの歌詞ページ
- ドゥ・イット・オール・ザ・タイムのページへのリンク
