トロポスフィア5
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/02/11 02:18 UTC 版)
トロポスフィア5は7トンの推力を持つ2段式の固体燃料ロケットである。2009年3月29日に打ち上げられた。トロポスフィア計画における3番目のロケットである。 トロポスフィア5はカヴィラと命名されたラットを乗せ、高度36km、速度マッハ3に到達するよう設計された。ロケットはメンカオの射場で打ち上げられたが、予定していたコースを外れたため失敗に終わった。ロケットの製造にかかった費用は約5万ドルと推定されている。トロポスフィア5には脱出シュートが用意されていたものの、カヴィラは発見されず、科学の名のもとに亡くなったと公式発表された。 KekaによるとDTA社の将来の試験に役立つデータが得られたとのことである。
※この「トロポスフィア5」の解説は、「トロポスフィア」の解説の一部です。
「トロポスフィア5」を含む「トロポスフィア」の記事については、「トロポスフィア」の概要を参照ください。
- トロポスフィア5のページへのリンク