トロイによる発明(1913年)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/15 04:32 UTC 版)
「スプリット・シングル (内燃機関)」の記事における「トロイによる発明(1913年)」の解説
今日ではスプリット・シングルに分類されるトロイの2ストロークエンジンは、1913年にイギリスのトロイ・カーによって独自に発明された。写真は1927年の直列2気筒モデルで、ロンドンのサイエンス・ミュージアムにカットモデルが展示されている。このエンジンは180度クランクを持つ並列2気筒で排気量1488 cc、最大出力は12.3馬力/900 rpmだった。前後直列にピストンが並べられたシリンダーレイアウト (fore-and-aft) は、V形状コンロッドが回転の際に僅かに屈曲する事を意味していた。ドイツやオーストリアのオートバイ用エンジンと異なり、このエンジンは水冷であった。
※この「トロイによる発明(1913年)」の解説は、「スプリット・シングル (内燃機関)」の解説の一部です。
「トロイによる発明(1913年)」を含む「スプリット・シングル (内燃機関)」の記事については、「スプリット・シングル (内燃機関)」の概要を参照ください。
- トロイによる発明のページへのリンク