トリックス・エクスプレス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/08 23:38 UTC 版)
「トリックス」の記事における「トリックス・エクスプレス」の解説
三線式のOOゲージ・HOゲージ鉄道模型。登場時は交流三線式。1953年から直流三線式に変更。 1930年代はまだ直流モーターが一般的ではなかったため、鉄道模型では14 - 20ボルトの交流モーターが使われていた。電源は110 - 220ボルトで、フィラメント式抵抗器 (白熱電球) で60ボルトに降圧していたものの、安全性に問題があったためこの方式は間もなく停止された。トリックスでは14ボルトのモーターが使われており、車両内のスイッチを2回押すことで逆方向に走らせることができた。 トリックス・エクスプレスのストラクチャー (建築物) は、当初は小型の「TrixStadt」駅や貨物駅、車庫などが発売され、後にアーチ式ドーム屋根の「Trixburg」駅などが発売された。これらのストラクチャーは木製で、他のメーカーで製造していたものをトリックス・エクスプレスのブランドで発売していた。これらの製品は現在ではオークション市場で非常に高価に取引されている。 トリックス・エクスプレスではキブリの協力で、キブリ製品とは色などを変更した駅やプラットホーム、橋、信号所などを展開した。
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