デリバティブ巨額損失事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/09 10:25 UTC 版)
「サイゼリヤ」の記事における「デリバティブ巨額損失事件」の解説
2008年(平成20年)、BNPパリバ銀行と行った豪ドルの通貨スワップ取引で140億円の評価損を抱えた。11月21日にこの事実を発表、この取引がオーストラリア産食材の輸入に関する為替リスクを回避する目的だったものと釈明した。2009年(平成21年)2月10日にはこれを理由として創業者の正垣泰彦が社長退任を発表した。 結果、2009年(平成21年)8月期の通期連結決算は、売上高が前年同期比4.0%増、営業利益が同22.2%増にも関わらず、経常損益は69億円の赤字、最終損益は48億円の赤字を記録した。
※この「デリバティブ巨額損失事件」の解説は、「サイゼリヤ」の解説の一部です。
「デリバティブ巨額損失事件」を含む「サイゼリヤ」の記事については、「サイゼリヤ」の概要を参照ください。
- デリバティブ巨額損失事件のページへのリンク