デュプリン郡 (ノースカロライナ州)とは? わかりやすく解説

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デュプリン郡 (ノースカロライナ州)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/03 22:18 UTC 版)

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ノースカロライナ州デュプリン郡
郡のノースカロライナ州内の位置
州のアメリカ合衆国内の位置
設立 1750年
郡庁所在地 ケナンズビル
面積
 - 総面積
 - 陸
 - 水

2,121 km2 (819 mi2)
2,119 km2 (818 mi2)
3 km2 (1 mi2), 0.17%
人口
 - (2010年)
 - 密度

58,505人
23人/km2 (60人/mi2)
標準時 東部: UTC-5/-4
ウェブサイト www.duplincountync.com

デュプリン郡(デュプリンぐん、: Duplin County [ˈdplɪn][1])は、アメリカ合衆国ノースカロライナ州の南部に位置するである。2010年国勢調査での人口は58,505人であり、2000年の49,063人から19.2%増加した[2]郡庁所在地はケナンズビル町(人口855人[3])であり、同郡で人口最大の町はウェイン郡に跨るマウントオリーブ町(人口4,589人[4])である。

歴史

デュプリン郡は1750年にニューハノバー郡から分離して設立された。郡名は、デュプリン子爵、後の第9代キノール伯爵トマス・ヘイに因んで名付けられた。

1784年、郡西部がサンプソン郡となった。

郡出身者の中に郵便局長かつ商人だったジョン・ミラーがいた。ミラーはフロリダ州レオン郡に移住し、他のノースカロライナ出身の者達と共に1830年代から1840年代にミコースキー・プランテーションと呼ぶ綿花プランテーションを設立して成功した。

産業

デュプリン郡は食用家畜を飼育するのが重要な産業になっている。1988年には220万頭を飼育し、国内最大となった。この数字は大半の州の飼育数よりも多い。鶏と七面鳥の飼育も大きな産業である[5]

郡政府

デュプリン郡は地域の東部カロライナ自治体委員会のメンバーである。

地理

アメリカ合衆国国勢調査局に拠れば、郡域全面積は819平方マイル (2,121.2 km2)であり、このうち陸地818平方マイル (2,118.6 km2)、水域は1平方マイル (2.6 km2)で水域率は0.17%である[6]

郡区

デュプリン郡の自治体と郡区

デュプリン郡は14の郡区に分割されている。アルバートソン、サイプレスクリーク、フェイソン、グリッソン、アイランドクリーク、ケナンズビル、ライムストーン、マグノリア、ロックフィッシュ、ローズヒル、スミス、ウォレス、ウォーソー、ウルフスクレイプの各郡区である。

交通

下記公共用途空港が郡内にある[7]

  • デュプリン郡空港 (DPL) - ケナンズビル
  • イーグルスネスト空港 (6N9) - ポッターズヒル

隣接する郡

人口動態

以下は2000年国勢調査による人口統計データである。

基礎データ

  • 人口: 49,063人
  • 世帯数: 18,267 世帯
  • 家族数: 13,060 家族
  • 人口密度: 23人/km2(60人/mi2
  • 住居数: 20,520軒
  • 住居密度: 10軒/km2(25軒/mi2

人種別人口構成

年齢別人口構成

  • 18歳未満: 26.1%
  • 18-24歳: 9.6%
  • 25-44歳: 29.3%
  • 45-64歳: 22.1%
  • 65歳以上: 12.9%
  • 年齢の中央値: 35歳
  • 性比(女性100人あたり男性の人口)
    • 総人口: 98.3
    • 18歳以上: 95.6

世帯と家族(対世帯数)

  • 18歳未満の子供がいる: 33.2%
  • 結婚・同居している夫婦: 52.2%
  • 未婚・離婚・死別女性が世帯主: 14.2%
  • 非家族世帯: 28.5%
  • 単身世帯: 24.5%
  • 65歳以上の老人1人暮らし: 11.1%
  • 平均構成人数
    • 世帯: 2.63人
    • 家族: 3.10人

収入

収入と家計

  • 収入の中央値
    • 世帯: 29,890米ドル
    • 家族: 34,760米ドル
    • 性別
      • 男性: 26,212米ドル
      • 女性: 20,063米ドル
  • 人口1人あたり収入: 14,499米ドル
  • 貧困線以下
    • 対人口: 19.4%
    • 対家族数: 15.3%
    • 18歳未満: 22.5%
    • 65歳以上: 22.7%

  • ビューラビル
  • カリプソ
  • フェイソン
  • グリーネバーズ
  • ハレルズ
  • ケナンズビル - 郡庁所在地
  • マグノリア
  • マウントオリーブ
  • ローズヒル
  • ティーチー
  • ウォレス
  • ウォーソー
‡ 隣接郡にも入っている

未編入の町

  • チンカピン
  • ファウンテンタウン
  • マーフィ
  • ペイズリー

国勢調査指定地域

  • ポッターズヒル

脚注

  1. ^ Talk Like A Tarheel, from the North Carolina Collection's website at the University of North Carolina at Chapel Hill. Retrieved 2013-01-31.
  2. ^ Quickfacts.census.gov - Duplin County Archived 2011年7月9日, at WebCite - accessed 2011-12-06.
  3. ^ American FactFinder - Kenansville, North Carolina - accessed 2011-12-06.
  4. ^ American FactFinder - Mount Olive, North Carolina - accessed 2011-12-06.
  5. ^ MacInnis, Stewart (1998年9月24日). “Kornegay's research eases livestock impact”. Spectrum (Virginia Tech). http://scholar.lib.vt.edu/vtpubs/spectrum/sp980924/2b.html 2008年6月19日閲覧。 
  6. ^ Census 2010 U.S. Gazetteer Files: Counties”. United States Census. 2013年4月13日閲覧。
  7. ^ Public and Private Airports, Duplin County, North Carolina

外部リンク

座標: 北緯34度56分 西経77度56分 / 北緯34.94度 西経77.93度 / 34.94; -77.93




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