デビューから重賞初制覇まで
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/19 23:13 UTC 版)
「ハクタイセイ」の記事における「デビューから重賞初制覇まで」の解説
ハクタイセイは1989年7月、小倉競馬場でデビューしたがなかなか勝ち切れず、10月に未勝利を脱するまでに5戦を要した。だが、未勝利戦を勝ち上がると、400万下、シクラメンステークス(OP)と3連勝。 年が明けて4歳になって、1月の若駒ステークス(OP)にも勝利して、4連勝でクラシック路線の有力候補の1頭に名を連ねたハクタイセイは5連勝をかけて、阪神3歳ステークス馬コガネタイフウ、ダイタクヘリオスら有力馬が集まったきさらぎ賞に出走した。レースでは不良馬場を物ともせず、1番人気に応えて快勝。鞍上の須貝尚介ともども重賞初制覇を飾った。このきさらぎ賞の勝利により、ハクタイセイは自身と同じ芦毛・ハイセイコー産駒の牝馬・ケリーバッグ(桜花賞2着)とともに「白いハイセイコー」として、春のクラシック戦線で注目を集める存在となった。 きさらぎ賞後、陣営はハクタイセイが輸送に弱いことを考慮して、トライアルを回避、皐月賞に直行する道を選んだ。
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