デスメットでの定住
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/11 04:45 UTC 版)
「ローラ・インガルス・ワイルダー」の記事における「デスメットでの定住」の解説
当時のアメリカでは、成人した市民が西部で開墾した土地に所有権をみとめる「ホームステッド法」が1862年に成立、東部からの移住者が急増しつつあった。 1879年頃にはローラの父親チャールズもこの制度に正式に登録、開墾を試みる場所として当時のダコタ準州(現在のサウス・ダコタ州)の街デスメット (De Smet) を選んで移住する。移住の翌年、記録的な寒さとなった冬の厳しさは、彼女の小説 『長い冬』で克明に描かれることになる。 移住生活が続くあいだローラは定期的に学校へ通うことができなかったが、デスメットでようやく文字と読み書きの正式な教育を受けた。ローラは聡明な少女で、15歳になると、自らも教育を受けた小学校で教師として教壇に立つようになった。ローラは他にも洋裁店などで副業をこなして家計を支えている。
※この「デスメットでの定住」の解説は、「ローラ・インガルス・ワイルダー」の解説の一部です。
「デスメットでの定住」を含む「ローラ・インガルス・ワイルダー」の記事については、「ローラ・インガルス・ワイルダー」の概要を参照ください。
- デスメットでの定住のページへのリンク