デジタル・ストリーミング時代のEP
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 14:05 UTC 版)
「コンパクト盤」の記事における「デジタル・ストリーミング時代のEP」の解説
その後に主流となったCDやデジタル・ダウンロードの形態ではミニ・アルバムやマキシシングルに相当し、同時にEPの名も残っている。 音楽のダウンロードとストリーミングの人気の高まりによって、より短い間隔で作品をリリースするためにEPをフル・アルバムと分けてリリースすることがポップミュージシャンにとってマーケティング戦略の一つとなっている。SpotifyのCEOダニエル・エクは、アーティストがストリーミングサービスにおいて高い収入を得るためには3~4年に一度のレコーディングでは十分ではなく、ファンとの継続的なエンゲージメントを作ることが必要であると述べている。 名称としてのEPの使用例は2010年代後半から増加しており、その要因として音楽ストリーミングサービスの業界標準となっているApple MusicやSpotifyの存在が挙げられる。Apple Musicのガイドラインでは、「曲数が1~3曲で、少なくとも1曲が10分以上かつ合計演奏時間が30分以下」または「曲数が4~6曲で、合計演奏時間が30分以下」の作品がEPのカテゴリとなる。
※この「デジタル・ストリーミング時代のEP」の解説は、「コンパクト盤」の解説の一部です。
「デジタル・ストリーミング時代のEP」を含む「コンパクト盤」の記事については、「コンパクト盤」の概要を参照ください。
- デジタル・ストリーミング時代のEPのページへのリンク