デイヴィッド・カーネギー (第4代ファイフ公爵)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > デイヴィッド・カーネギー (第4代ファイフ公爵)の意味・解説 

デイヴィッド・カーネギー (第4代ファイフ公爵)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/09 02:39 UTC 版)

第4代ファイフ公爵
デイヴィッド・カーネギー
David Carnegie
4th Duke of Fife
第4代公爵デイヴィッド
紋章
ファイフ公爵
在位 2015年 -
配偶者 キャロライン・バンティング
子女 ヒュー
ジョージ
チャールズ
全名
家名 カーネギー家
父親 第3代ファイフ公爵ジェームズ・カーネギー
母親 キャロライン・デウォー
出生 (1961-03-03) 1961年3月3日(62歳)
イギリス
イングランドロンドンメリルボーン
テンプレートを表示

第4代ファイフ公爵デイヴィッド・チャールズ・カーネギー英語: David Charles Carnegie, 4th Duke of Fife, 1961年3月3日 - )は、イギリスの貴族。1992年まではマクダフ伯爵を、1992年から公位を継承する2015年まではサウスエスク伯爵英語版儀礼称号としてそれぞれ用いた。エドワード7世の玄孫にあたるため、イギリス王位継承権を有し、現在の狭義・広義のイギリス王室の成員(ジョージ5世の直系子孫のみで構成される)と認められない人物の中では、イギリス王位継承権保有者の筆頭にある。イギリス王チャールズ3世の三従兄弟、ノルウェーハーラル5世の又従兄弟甥にあたる。

経歴

第3代ファイフ公爵とキャロライン・デュワー(Caroline Dewar, 第3代フォーテヴィオット男爵英語版の長女)との長男として生まれた[1][2]

イートン校に学んだのち、ケンブリッジ大学ペンブルック・カレッジに進学、1982年に学士を修了した[2]。1982年から1985年にかけて株式仲買を行うカゼナブ投資銀行英語版に勤務した[2]。1986年に母校ケンブリッジ大学より文学修士の学位を贈られた[2]。その後、王立農業大学英語版に学んでいる[2]。1988年から1989年にかけてはエディンバラに本拠を置く投資顧問会社ベル・ローリー・カンパニーで働いた[2]エディンバラ大学に就学して経営学修士の学位を修得、1992年から1996年にかけては投資信託業リーヴス&ネイランに在籍した[2]

2015年に父の死去に伴って爵位を継承した[2][3]

栄典

2015年の父の死去は以下の爵位を保有している。

  • 第4代ファイフ公爵(4th Duke of Fife)
    (1900年4月24日の勅許状による連合王国貴族爵位)
  • 第10代サウスエスク伯爵英語版(10th Earl of Southesk)
    (1633年6月22日の勅許状によるスコットランド貴族爵位)
  • 第4代マクダフ伯爵(4th Earl of Macduff)
    (1900年4月24日の勅許状による連合王国貴族爵位)
  • 第10代キナードのカーネギー卿(10th Lord Carnegie of Kinnaird)
    (1616年4月14日の勅許状によるスコットランド貴族爵位)
  • 第10代キナード、ルーチャーズのカーネギー卿(10th Lord Carnegie of Kinnaird and Leuchars)
    (1633年6月22日の勅許状によるスコットランド貴族爵位)
  • 第5代フォーファー州ファーネルにおけるバリナード男爵(5th Baron Balinhard, of Farnell in the County of Forfar)
    (1869年12月7日の勅許状による連合王国貴族爵位)
  • 第10代(キンカーディン州ピッカローの)準男爵(10th Baronet, of Pitcarrow, county of Kincardine)
    (1663年2月20日の勅許状によるノヴァスコシア準男爵位)

家族

1987年にキャロライン・アン・バンティング(Caroline Anne Bunting, 1961年11月13日生、マーティン・バンティングの娘)と結婚して、3人の息子をもうけている[3]

  • 第1子(長男)チャールズ・ダフ・カーネギー(1989年7月1日 - )- サウスエスク伯爵(儀礼称号)。ファイフ公爵位の法定推定相続人
  • 第2子(次男)ジョージ・ウィリアム・カーネギー(1991年3月23日 - )
  • 第3子(三男)ヒュー・アレグザンダー・カーネギー(1993年6月10日 - )

脚注

  1. ^ Marlene A. Eilers, Queen Victoria's Descendants (Baltimore, Maryland: Genealogical Publishing Co., 1987), page 176
  2. ^ a b c d e f g h Mosley, Charles, ed (2003). Burke's Peerage, Baronetage & Knighthood. 1 (107 ed.). Burke's Peerage & Gentry. p. 1425. ISBN 0-9711966-2-1 
  3. ^ a b Heraldic Media Limited. “Fife, Duke of (UK, 1900)” (英語). www.cracroftspeerage.co.uk. Cracroft's Peerage The Complete Guide to the British Peerage & Baronetage. 2019年6月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年9月7日閲覧。
イギリス王室
先代
マクシミリアン・ラッセルズ
イギリス王位継承順位
継承順位第86位

プリンセス・ロイヤル・ルイーズの娘モード・オブ・ファイフの子孫として

次代
チャールズ
イギリスの爵位
先代
ジェームズ・カーネギー
ファイフ公爵
第2期
2015–
現職
スコットランドの爵位
先代
ジェームズ・カーネギー
サウスエスク伯爵英語版
2015–
現職
イギリスの儀礼席次
先代
第7代ウェストミンスター公爵
ファイフ公爵 次代
アルスター伯爵



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  デイヴィッド・カーネギー (第4代ファイフ公爵)のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「デイヴィッド・カーネギー (第4代ファイフ公爵)」の関連用語

デイヴィッド・カーネギー (第4代ファイフ公爵)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



デイヴィッド・カーネギー (第4代ファイフ公爵)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのデイヴィッド・カーネギー (第4代ファイフ公爵) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS