ディートリヒ・エルトマンとは? わかりやすく解説

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ディートリヒ・エルトマン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/02/02 13:53 UTC 版)

ディートリヒ・エルトマン(Dietrich Erdmann、1917年7月20日 - 2009年4月22日)は、ドイツ作曲家

ボン出身。8歳のときにベルリンに移った。文化的な環境の家庭で、9歳からピアノを学んだ。ギムナジウム在学中からハラルド・ゲンツマーパウル・ヒンデミットに師事し、1931年からチェロを学んだ。1934年から1938年までベルリン音楽大学(現在のベルリン芸術大学)で学んだ。

1947年からベルリン教育大学で教鞭をとり、1954年に準教授、その12年後には教授に就任した。1970年には副学長となり、1982年に退職した。

主な作品

管弦楽

  • チェロと小管弦楽のための協奏曲
  • アルト・サクソフォンと小管弦楽のための協奏曲
  • 弦楽合奏のためのセレニタ・ノットゥルナ
  • 管弦楽のためのスペクトルム
  • フルートと小管弦楽のためのコンチェルティーノ
  • ピアノと小管弦楽のためのコンチェルティーノ
  • 極彩色の音楽
  • 弦楽合奏のための音楽

室内楽

  • 木管四重奏のための即興曲
  • 弦楽三重奏曲
  • 弦楽四重奏曲のための4つのスケッチ
  • からかい(サクソフォンの四重奏のための)
  • 反響(サクソフォンの四重奏のための)

マンドリンオーケストラ

  • ディヴェルティメント
  • セレナータ
  • オーボエ、マンドリンオーケストラと打楽器のためのモヴィメンティ
  • ヴィオラとマンドリンオーケストラのためのコンチェルティーノ
  • シロフォン、メタロフォンとマンドリンオーケストラのための協奏曲

文献

  • Riemann Musiklexikon. Ergänzungsband A-K. Schott, Mainz 1972, S. 228.
  • Henke Matthias: Das große Buch der Zupforchester. Schwingenstein, München 1987. S.140, 148, 151, 153, 233.
  • Wilfried Bruchhäuser: Komponisten der Gegenwart. Deutscher Komponistenverband, Berlin 1985. S. 169
  • S. Beikler, R. Grambow: Ein Neoklassizist ist von uns gegangen. Concertino 3/2009. S. 151
  • Musik eine verbindende Kunst. Concertino 3/2009. S. 121

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