テフルトリンとは? わかりやすく解説

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テフルトリン

分子式C17H14ClF7O2
その他の名称テフルトリン、Tefluthrin
体系名: rac-3α*-[(Z)-2-クロロ-3,3,3-トリフルオロ-1-プロペニル]-2,2-ジメチルシクロプロパン-1α*-カルボン酸(2,3,5,6-テトラフルオロ-4-メチルフェニル)メチル、rac-3α*-[(Z)-2-クロロ-3,3,3-トリフルオロ-1-プロペニル]-2,2-ジメチル-1α*-シクロプロパンカルボン酸2,3,5,6-テトラフルオロ-4-メチルベンジル


テフルトリン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 08:39 UTC 版)

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テフルトリン
Tefluthrin[1]
識別情報
CAS登録番号 79538-32-2
特性
化学式 C17H14ClF7O2
モル質量 418.73 g mol−1
外観 白色結晶
匂い 無臭[2]
融点

44.6 °C, 318 K, 112 °F

沸点

156 °C, 429 K, 313 °F

への溶解度 0.02mg/L
危険性
引火点 124 °C (255 °F; 397 K)
半数致死量 LD50 21.8mg/kg(ラット、経口)
177mg/kg(ラット、経皮)
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

テフルトリン: Tefluthrin)は、ピレスロイド殺虫剤の一種である。

用途

イギリスのゼネカが開発した薬剤で[3]、日本では1993年4月28日に農薬登録を受けた。芋、野菜、果樹、茶、豆、花卉類[4]のネキリムシ、コガネムシ等に適用される[3]。剤形は粒剤で、「フォース」の商品名で市販されている[3]2007年度(農薬年度。前年10月~当該年9月)の原体輸入量は14トンであった[4]

日本の毒物及び劇物取締法では毒物(1.5%以下を含有する製剤は劇物)に該当する[3][5]

脚注

参考文献

  • 植村振作・河村宏・辻万千子・冨田重行・前田静夫著 『農薬毒性の事典 改訂版』三省堂、2002年。ISBN 978-4385356044 


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