チーム所有
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/27 00:49 UTC 版)
「スクーデリア・トロ・ロッソ」の記事における「チーム所有」の解説
チームオーナーはレッドブル創業者のディートリヒ・マテシッツ。2006年2月から2008年11月まで、元F1ドライバーのゲルハルト・ベルガーがチーム株式の50%を取得してチームの共同オーナーに就任し、同時にアドバイザーという形でチームに加わっていた。 2010年よりコンストラクター化が必須とされると、マテシッツはチーム売却の意思を明らかにした。ただし、売却は2008年シーズン中には行わないことも明言した。 2008年11月25日にマテシッツは、ベルガーが所有していた株式を買い戻したと発表した。これによってトロ・ロッソは再びレッドブル・レーシングとともにマテシッツによって運営される。株式売却したベルガーによれば、この売買の理由はレッドブルがトロロッソチーム売却を望んだため。自身の保有株式をレッドブルに売却することでチーム所有者を一本化、チーム売却をよりスムースに行わせるためと思われる。 しかし、いわゆるリーマン・ショック後の世界的な景気低迷によりチームの買収に本格的に乗り出す企業がなく、チームはマテシッツが所有し続けた。
※この「チーム所有」の解説は、「スクーデリア・トロ・ロッソ」の解説の一部です。
「チーム所有」を含む「スクーデリア・トロ・ロッソ」の記事については、「スクーデリア・トロ・ロッソ」の概要を参照ください。
- チーム所有のページへのリンク