チャールズ2世、ロイヤル・オークの功に報いる
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/10 20:54 UTC 版)
「オーグメンテイション」の記事における「チャールズ2世、ロイヤル・オークの功に報いる」の解説
詳細は「ロイヤル・オーク」を参照 ウスターの戦いにて議会派に敗れたチャールズ2世は王党派の住まうシュロップシャーに遁れたのち、ペンデレル家の邸宅ボスコベル館(英語版)に落ち延びた。しかしそこにも議会派の手が伸びたため、王とその仲間ウィリアム・カーロス大佐(英語版)は近隣のオークの木の中で一晩を過ごして、辛くも追求の手を免れている。 その後、チャールズ2世はロイヤル・オークの忠節に報いるべくカーロス大佐及びペンデレル家に対して、右掲の紋章を包括的に加増している。その紋章には3つの王冠が描かれたフェスに対してオークの木が描かれており、下部には『王に忠実なる者は王国の護りなり(subditus fidelis regis et salus regni)』のモットーが刻まれるなど逸話を想起させるデザインとなっている。 2013年には、チェルシー王立病院(英語版)にあるチャールズ2世像のもとにカーロス大佐を記念するプラークが設けられるなど、なおこの逸話は英国において語り継がれている。
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