チェルディッチ (ウェセックス王)とは? わかりやすく解説

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チェルディッチ (ウェセックス王)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/14 19:18 UTC 版)

チェルディッチ(Cerdic、? - 534年)はウェセックス王国の王。イングランドに上陸したアングロサクソン人の王であり、ウェセックス王室の始祖として考えられているが、年代記自体の表記が考古学的な証拠と矛盾が多く、実在性がはっきりしない。また、現代の英語ではセルディックと読まれる。日本語ではケルディックと書かれることもある[1]


  1. ^ 大沢一雄訳『アングロ・サクソン年代記(朝日出版社)』より
  2. ^ チェルディッチの血統はウェセックス王家を通じてエグバート(12世の孫)、アルフレッド大王(14世の孫)の始祖となり、系譜を辿ると、ウィリアム1世(22世の孫)を通じて現在のエリザベス2世(49世の孫)にまでつながり、イギリス王室の血統は1500年以上となる。
  3. ^ ラテン語でモンス・バドニクスの戦い)Battle of Mons Badonnicus)、英語でベイドン山(Mount bedon)の戦いとも呼ばれる戦いの地域には諸説があり、490年頃から518年頃までの出来事と考えられている。この時のブリトン人の指揮者アンブロシウス・アウレリアヌスAmbrosius Aurelianus)、後のアーサー王のモデルになった人物と推測されている。
  4. ^ 映画『キング・アーサー』(2004年)では、この考察をもとに敵役をチェルディッチ(名はセルディック)とした脚本が作られた。


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