ダムにおける網場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/03 04:49 UTC 版)
台風などによる出水や、平常時の取水口へ向かって生じる流れは流木や木っ端、ごみなどを引き寄せる。こうした漂着物が取水施設の機能を損なわないよう、ダム管理者の手により取水口の前を網場で囲うことが行われ、漂着物の回収、産業廃棄物として処理することが行われる。 多くのダムではダム上流側(ダム湖側)に設置されているが、揚水発電に利用されるダムでは揚水運転時に取水口側となるダム下流側にも網場が設置される。 網場で囲った区画に出入りできるよう、小型なボートが通れる程度の間隔が一か所ないしは数か所設けられることがある。
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