ダットサン・DBシリーズとは? わかりやすく解説

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ダットサン・DBシリーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/24 22:54 UTC 版)

ダットサン・DBシリーズ日産自動車1948年昭和23年)から1954年昭和29年)まで生産した小型乗用車[1]、それまでのDAシリーズの後継車にあたる。

デラックス・セダン[2]とスタンダード・セダン(DSシリーズ)があり、シャシは同時期のダットサン・トラックと共有している。

ダットサン・DB (1948年-1949年)

ダットサン DB
概要
販売期間 1948年 - 1949年
ボディ
ボディタイプ 2ドアセダン
エンジン位置 フロント
駆動方式 後輪駆動
パワートレイン
エンジン 水冷直列4気筒 722cc
ガソリンエンジン 15hp
変速機 3速MT
サスペンション
4輪半楕円リーフリジッド
車両寸法
ホイールベース 2,005mm
全長 3,150mm
全幅 1,330mm
全高 1,570mm
車両重量 520kg
その他
ブレーキ 4輪ドラム
系譜
先代 ダットサン乗用車
(DA型)
後継 ダットサン・110
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ダットサン・DBシリーズは1948年3月、戦後の日本車として初のモダンなスタイルを持った乗用車として登場。このデラックス・セダンは1947年型のアメリカの小型車クロスレイ・CCとそっくりなスタイルで、ボディの製造は中日本重工業(三菱重工)が担当した。いくつかの試作の末1948年8月より量産が開始された。シャシは戦前からのダットサン・2124トラックと共有されている。パワーユニットも戦前からの722cc 直列4気筒サイドバルブのタイプ7型エンジンを3速フロアシフトと組み合わせ搭載。

ダットサン・DB-2

1949年DBの外装を小改良したDB-2が登場。デザインの見直しによりボンネットからフロントマスクに続いていたキャラクターラインは廃され、フロントマスクはほぼ平面な形状となり、左右に分割していたフロントグリルはワンピースとなり(1950年に変更)、そのすぐ上にナンバープレートを設置。パワーユニットはDBから踏襲。ステーションワゴン・タイプのDW-2も設定された。

ダットサン・DB-4

ダットサン・DB-5

ダットサン・DB-6

参照

  1. ^ http://www.mikipress.com/books/pdf/575.pdf
  2. ^ NISSAN HERITAGE COLLECTION online”. nissan-heritage-collection.com. 2022年7月8日閲覧。

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