ダクトへの使用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/03 16:08 UTC 版)
一般向けのダクトテープは名称とは裏腹に、ダクトの修理に適しているとは言えない。 1998年、ローレンス・バークレー国立研究所のマックス・シャーマンとイアン・ウォーカーが発表した実験では、温度変化が大きいとリーク率が高くなり、場合によっては剥離するなど、長期にわたるシール性に欠ける。実験では強度に劣るその他のテープでは問題が生じなかったとしている。 日本は季節による寒暖差が大きいことから、空調関係の施工では通常アルミテープが用いられる。このため日本ではダクトテープと言えばアルミテープを指す傾向があり、翻訳文を読む際などには注意が必要。 現代ではプロユーザー向けとしてダクトの修理に対応した改良型のダクトテープも登場している。
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