ダイヤモンド珪素-空孔中心
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/16 07:19 UTC 版)
「色中心」の記事における「ダイヤモンド珪素-空孔中心」の解説
ダイヤモンドの結晶中、本来は2個の炭素原子があるべきところに珪素(Si)で置換され、隣接する位置に2個の空孔(V)がある格子欠陥。超高感度磁気センサとしての用途が期待される。100 mK まで冷やすことでスピンコヒーレンス時間10 msが達成されたが、希釈冷凍機が必要である程度高い温度では量子ネットワークに応用できるようなミリ秒以上の長いスピンコヒーレンス時間の達成が困難。
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