ターサック・チャイマン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/25 09:45 UTC 版)
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名前 | ||||||
愛称 | ターおじさん(น้าเทิด) | |||||
ラテン文字 | Therdsak Chaiman | |||||
タイ語 | เทิดศักดิ์ ใจมั่น | |||||
基本情報 | ||||||
国籍 | タイ | |||||
生年月日 | 1973年9月29日(50歳) | |||||
出身地 | スパンブリー | |||||
身長 | 164cm | |||||
選手情報 | ||||||
ポジション | MF | |||||
利き足 | 両足 | |||||
ユース | ||||||
1991-1993 | スパンブリー | |||||
クラブ1 | ||||||
年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||
1994-1998 | ライネイビー・ラヨーン | 97 | (33) | |||
1998-1999 | オーソットサパー | 34 | (12) | |||
2000-2003 | BECテロ・サーサナ | 65 | (17) | |||
2002 | → SAFFC | 35 | (26) | |||
2004 | ヴィサイ・ニンビン | 28 | (8) | |||
2005-2009 | SAFFC | 112 | (47) | |||
2010-2017 | チョンブリー | 108 | (40) | |||
代表歴 | ||||||
1994-2010 | タイ | 75 | (22) | |||
監督歴 | ||||||
2015-2017 | チョンブリー(選手兼任監督) | |||||
2023 | ラヨーン) | |||||
2023– | ナガワールド(テクニカルディレクター) | |||||
1. 国内リーグ戦に限る。 ■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
ターサック・チャイマン[1](タイ語: เทิดศักดิ์ ใจมั่น、1973年9月29日 - )は、タイ王国の元サッカー選手、サッカー指導者。元タイ王国代表。ポジションはMF。
2002 タイガーカップで最優秀選手に輝いた、東南アジア有数のサッカー選手である。武器は高精度のフリーキックである。
名前についてはテルドサク・チャイマンと記される事もある[2]。
クラブ歴
スパンブリーFCの下部組織出身で1994年にライネイビー・ラヨーンで選手となった。その後1998年にオーソットサパー・サラブリーFCに移籍した。
2000年にBECテロ・サーサナFCに移籍し、2002年にシンガポール・アームド・フォーシズFCにレンタル移籍すると同年のSリーグ年間最優秀選手を受賞した。2003年はBECテロ・サーサナFCに復帰し、AFCチャンピオンズリーグ2002-2003に出場、グループステージでは鹿島アントラーズ等を破り決勝ラウンドに進出、決勝でアル・アインFCに惜しくも敗北したものの、決勝第2試合では自ら得点を決め1-0の勝利を齎し、同大会の最優秀選手に輝いた。
2004年にはベトナムのヴィサイ・ニンビンFCに移籍したものの、胃の筋肉の怪我に苦しみ活躍は出来なかった。翌2005年はシンガポールのホーム・ユナイテッドからの関心が寄せられていたものの、ライバルでありかつて所属したシンガポール・アームド・フォーシズFCに移籍した。その後2010年に下部組織以来のチョンブリーFC復帰を果たした。2015年12月にはジャデー・ミラープ監督の辞任に伴って選手兼任監督に就任した[3]。
その後AFCチャンピオンズリーグ2016のプレーオフでFC東京と対戦している[1]。
代表歴
1994年に代表初出場。2002 タイガーカップでは優勝メンバーの一人となり、彼は最優秀選手を受賞した。その後招集されない時期もあったが2007年6月にはAFCアジアカップ2007のメンバーとして再び招集がかかった。
個人成績
代表での得点一覧
# | 日附 | 場所 | 対戦相手 | 得点 | 結果 | 大会 |
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1. | 1998年8月31日 | ホーチミン市トンニャット・スタジアム | インドネシア | 2-2 | 3-2 | 1998 タイガーカップ |
2. | 2000年6月18日 | バンコク | ウズベキスタン | 1-0 | 2-0 | 親善試合 |
3. | 2-0 | |||||
4. | 2000年9月1日 | 北京市 | 中華人民共和国 | 3-1 | 親善試合 | |
5. | 2000年9月3日 | 北京市 | ウズベキスタン | 4-2(W) | 親善試合 | |
6. | 2000年10月6日 | ドーハ | カタール | 1-1 | 親善試合 | |
7. | 2001年1月30日 | バンコク | キルギス | 3-1 | 親善試合 | |
8. | 2001年6月13日 | ベイルート・ベイルート市立競技場 | スリランカ | 3-2 | 4-2 | 2002 FIFAワールドカップ・アジア予選 |
9. | 2001年6月15日 | ベイルート・ベイルート市立競技場 | パキスタン | 3-0 | 3-0 | |
10. | 2002年12月8日 | バンコク | ベトナム | 2-1 | 親善試合 | |
11. | ||||||
12. | 2002年12月20日 | シンガポール・シンガポール・ナショナルスタジアム | マレーシア | 0-1 | 3-1 | 2002 タイガーカップ |
13. | 2002年12月29日 | ジャカルタ・ゲロラ・ブン・カルノ・スタジアム | インドネシア | 0-2 | 2-2,2-4(PK) | |
14. | 2003年2月18日 | バンコク・スパチャラサイ国立競技場 | カタール | 1-0 | 1-1 | キングスカップ2003 |
15. | 2003年11月19日 | バンコク | タジキスタン | 1-0 | 1-0 | AFCアジアカップ2004予選 |
16. | 2004年8月19日 | バンコク | マレーシア | 1-2 | 親善試合 | |
17. | 2004年10月8日 | バンコク | ヨルダン | 2-3 | 親善試合 | |
18. | 2004年10月13日 | バンコク・ラジャマンガラ・スタジアム | アラブ首長国連邦 | 3-0 | 3-0 | 2006 FIFAワールドカップ・アジア予選 |
19. | 2004年12月10日 | クアラルンプール・ブキット・ジャリル国立競技場 | ミャンマー | 1-0 | 1-1 | 2004 タイガーカップ |
20. | 2004年12月12日 | クアラルンプール・ブキット・ジャリル国立競技場 | 東ティモール | 4-0 | 8-0 | |
21. | 2009年11月14日 | シンガポール・シンガポール・ナショナルスタジアム | シンガポール | 0-2 | 1-3 | AFCアジアカップ2011予選 |
22. | 2010年1月20日 | ナコーンラーチャシーマー・80周年スタジアム | ポーランド | 1-3 | 1-3 | キングスカップ2010 |
タイトル
クラブ
- BECテロ・サーサナFC
- タイ・プレミアリーグ: 2000, 2001-02
- タイFAカップ: 2000
- コー・ロイヤルカップ: 2001
- シンガポール・アームド・フォーシズFC
- Sリーグ: 2002, 2006, 2007, 2008, 2009
- シンガポール・カップ: 2007, 2008
- チョンブリーFC
- タイFAカップ: 2010
- コー・ロイヤルカップ: 2011,2012
代表
- タイ王国代表
- 東南アジアサッカー選手権: 2000, 2002
個人
- AFCチャンピオンズリーグ最優秀選手: 2002-03
- AFCフットサル選手権得点王: 2000
- 東南アジアサッカー選手権最優秀選手: 2002
参考文献
- ^ a b “FC東京vsチョンブリ スタメン発表”. ゲキサカ (2016年2月9日). 27 April 206閲覧。
- ^ “FC東京、ACLプレーオフで対戦 チョンブリの状況を現地記者に聞く”. ゲキサカ (2016年2月9日). 2020年8月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年4月27日閲覧。
- ^ Insawang, Arwatchanon (22 December 2015). “Chonburi appoints Therdsak Chaiman as head coach”. Football Channel Asia. 22 December 2015閲覧。
外部リンク
- ターサック・チャイマン - National-Football-Teams.com
- Profile at Goal
- ターサック・チャイマンのページへのリンク