タイフォン・ミサイル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/14 02:35 UTC 版)
「タイフォン・システム」の記事における「タイフォン・ミサイル」の解説
使用するミサイルは、ターターを代替する中射程型(タイフォンMR)とテリアを代替する長射程型(タイフォンLR)の組み合わせとなる計画であった。誘導方式はいずれも中途航程で慣性誘導、終末航程でTVM方式だが、推進方式が異なるという点でユニークな設計であった。 RIM-50(SAM-N-8)タイフォンLR 当初はスーパー・タロスと称されており、ロケット・ブースターによって発射した後、巡航にはラムジェット推進を採用、敵爆撃機対処を重視して射程は370 km (200海里) となる予定であった。 RIM-55(SAM-N-9)タイフォンMR 当初はスーパー・ターターと称されており、ロケット推進、高発射速度を重視しており射程は75 km (40海里) となる予定であった。
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