ソーニャ姫
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/05 02:22 UTC 版)
「シェーラひめのぼうけん」の記事における「ソーニャ姫」の解説
第2巻に登場。故人。100年前に滅ぼされたサラーブの都の姫君。長い金髪にサファイアのような青い瞳の少女。あまりの美貌の持ち主のため、父王によって庭園に半ば閉じ込められたような生活を余儀なくされ、寂しい日々を送っていた。ある日、寂しさから庭園の泉の神(生け贄によって、願いを叶えてもらえる。彼女は本来嫌っていた)に蝶を生け贄にして、友達が欲しいと願ってしまう。願いは叶えられ、偶然迷い込んだ商人の息子、ファドルと友達になる。彼と隠し通路を通って街に出て探検することを約束するが、都が他国に攻められてしまい、兵士が城にも攻め込まれる(後世の伝説では、ファドルが裏切って隠し通路のありかを兵士に教えたためとなっているが、本当はソーニャを心配した彼が通路を通って彼女に会いに行こうとしたところを兵士に見つかったのが原因)。家族や城の人々、ファドルが惨殺される中、生き延びて泉まで逃げる。そして、自身を生け贄として、泉の神に都の秘宝サファイアを守るよう願う(それ以来、彼女の魂と泉の神が一体化した)。
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