セントロフェノキシン

日本化学物質辞書Web

メクロフェノキサート

分子式：	C12H16ClNO3
その他の名称：	セレボン、アナルクス、プロセリル、メクロフェノキサン、メクロフェノキサート、Analux、ANP 235、Cerebon、Proseryl、Meclofenoxane、Meclofenoxate、(4-Chlorophenoxy)acetic acid 2-(dimethylamino)ethyl、Meclophenoxate、Licidril、EN-1627、リシドリル、クロフェノキサート、p-Chlorophenoxyacetic acid 2-(dimethylamino)ethyl ester、(4-Chlorophenoxy)acetic acid 2-(dimethylamino)ethyl ester、セントロフェノキシン、Centrophenoxine、Clofenoxate
体系名：	4-クロロフェノキシ酢酸2-(ジメチルアミノ)エチル、4-クロロフェノキシ酢酸2-ジメチルアミノエチル、(4-クロロフェノキシ)酢酸2-(ジメチルアミノ)エチル、p-クロロフェノキシ酢酸2-(ジメチルアミノ)エチル

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セントロフェノキシン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/08/22 00:00 UTC 版)

セントロフェノキシン

IUPAC命名法による物質名
IUPAC名 2-Dimethylaminoethyl (4-chlorophenoxy)acetate
臨床データ
Drugs.com	国別販売名(英語) International Drug Names
識別
CAS番号	51-68-3
ATCコード	N06BX01 (WHO)
PubChem	CID: 4039
UNII	C76QQ2I0RG
KEGG	D00993
化学的データ
化学式	C12H16ClNO3
分子量	257.713
SMILES Clc1ccc(OCC(=O)OCCN(C)C)cc1
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セントロフェノキシン(centrophenoxine)は、ルシドリル（ルシッドリル Lucidril）、 またはメクロフェノキサート(Meclofenoxate)としても知られ、老人性痴呆症やアルツハイマー型認知症の治療薬である。

セントロフェノキシンは、ジメチルアミノエタノール(DMAE)とパラクロロフェノキシ酢酸(PCPA)のエステル化合物である。 DMAEは自然界に存在する物質で、特に魚類に含まれる。 pCPAは、オーキシンと呼ばれる植物ホルモンに似た合成物質である。

高齢の患者に関しては、記憶を改善し、精神を刺激する作用を持ち、認識一般を改善することが、医学的に示されている。^[1]

セントロフェノキシンはまた、細胞膜のリン脂質を増やす。^[要出典]

スマートドラッグとして、たとえばピラセタムといった、ラセタム系の薬物とよく一緒に使われる。^[要出典]

副作用および 禁忌

セントロフェノキシンは一般的には安全であると考えられている。 しかしながら、吐き気や軽いめまいといった副作用が起きることもある。 重篤な高血圧や、てんかんといった痙攣性疾患をもつ人は、セントロフェノキシンの利用を避けるべきである。^{[2][信頼性要検証]}

参考

1. ^ Marcer, D; Hopkins, SM (1977). “The differential effects of meclofenoxate on memory loss in the elderly”. Age and ageing 6 (2): 123–31. doi:10.1093/ageing/6.2.123. PMID 329662. 
2. ^ Centrophenoxine Page @ The American Academy of Anti-Aging Medicine