セルフキャッピング方式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/10 01:02 UTC 版)
「フォーカルプレーンシャッター」の記事における「セルフキャッピング方式」の解説
布幕シャッターをセットする時に、露光の時のそのままで逆の動作をさせると、先幕と後幕の間に隙間があるので写真乾板や写真フィルムなど感光材料が光にさらされてしまう。これを防ぐためレンズにキャップをしたり、取枠やホルダーに引き蓋という遮光板を差し込むなどの手順が必要であった。この不便さを解消するため、セットの際には自動的に先幕と後幕の間の隙間をなくす機構が発明された。これをセルフキャッピングという。 ごく初期の製品としてはホートンが1910年に発売したエンサイン・レフレックスA型とA・アダムスがアダムス・マイネックスに採用したシャッターが知られている。
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